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総合防災訓練を実施しました

 12月9日(木)、大規模地震を想定した総合防災訓練を行いました。

 昨年は新型コロナウイルス感染症対策のため、図上訓練のみの実施でしたが、今年は、実動で災害時における情報伝達、トリアージ、診療、患者搬送、自衛隊ヘリからの受け入れなどの訓練を行いました。今回は、新病院用駐車場完成後、初の訓練であり、救急車や患者さんの動線について確認しました。また、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行を鑑み、感染症陽性疑いの傷病者の受診を想定し、感染症陽性疑い患者専用のエリアを設け、感染防止対策と感染症患者の受け入れについても訓練しました。

 今回も例年と同様に、自衛隊や伊勢市・鳥羽市・志摩市の各消防と、大規模災害時における連携の確認を行うとともに、関係機関や、地元住民の皆さんにもご協力いただき、大規模災害発生時における手順や連携等を確認することができました。

 訓練を通じて、いろいろな課題も確認でき、大変有意義な訓練を実施することができました。

 今回得られた経験を活かし、これからも災害医療について学び、予期される大規模災害への対応力の向上に努めてまいります。