10月1日(土)、内閣府主催の令和4年度大規模地震時医療活動訓練が実施されました。
当訓練は、南海トラフ地震を想定し、国、地方公共団体、災害拠点病院等が連携して、大規模地震時医療活動組織体制の機能・実効性の検証及び防災関係機関の相互協力の円滑化を目的に実施されました。
当院には、伊勢志摩地域のDMAT活動拠点本部が設置され、他県からDMATが参集し訓練を行いました。当院DMATも活動拠点本部の一員として、地域内の病院支援及び傷病者の搬送手段の確保等の調整を行いました。
また、当院においても災害対策本部を立ち上げ、他院DMATと連携し、傷病者の治療方針を決定する訓練を合わせて行いました。
訓練を通じて、いろいろな課題も確認でき、大変有意義な訓練を実施することができました。
今後も、伊勢志摩地域の災害医療の拠点として、毎年の総合防災訓練をはじめとして、有事に備えて取り組んでまいります。
※DMAT(Disaster Medical Asistance Team)とは
災害発生直後の急性期(概ね48時間以内)に活動が開始できる機動性を持った、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チーム