20期 先輩研修医インタビュー

  • 谷 穂乃佳写真
  • 内野 拓哉写真
  • 土居 尚生写真
  • 佐藤 智美写真
谷 穂乃佳写真

谷 穂乃佳20期初期研修医

出身地 / 三重県伊賀市出身大学 / 三重大学

顔見知りの看護師さん、技師さんがどんどん増えて、困ったときに助けてもらえる!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生実習で4ヶ月間お世話になり、指導医の先生方、先輩方、コメディカルの方々がとても優しく、教育的だったので、ぜひこの病院で初期研修がしたいと思いました。指導医が教育に大変力を入れておられ、ここで2年間の初期研修をすれば必ず力がつくと思い、伊勢病院を志望しました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

内科カンファレンスは毎朝、当直の振り返り勉強会は毎週行われており、日々、指導医からの丁寧なフィードバックをいただくことができます。1症例1症例をとても丁寧に学べる点が伊勢病院研修の特徴です。
コメディカルの方々がとても優しく、気軽に質問できる雰囲気です。挨拶やコミュニケーションが盛んなので、顔見知りの看護師さん、技師さんがどんどん増えて困ったときに助けてくださる、とても働きやすい環境です。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

病院の雰囲気が明るく、指導医の先生方はもちろんのこと、コメディカルの皆様も快く受け入れてくださったことが、何よりも嬉しかったです。
指導医の先生方が、個々の能力をしっかりと観察・評価し、個々に応じた教育をしてくださるため、自分のペースでレベルアップができることも伊勢病院を選んでよかったと思う点です。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

研修医といえども医師の一員であり、大変責任のある仕事だと感じる毎日です。
最初はできないことやわからないこととばかりで、不安はありましたが、周りの方々のご指導のおかげで、できることが少しずつ増えていき、実りのある日々をおくらせていただいております。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

対応で苦労したことはありませんが、自身の経験不足をもどかしいと思うことは毎日あります。
とりあえず、目の前のことを精一杯頑張る日々です。

−どんな医師になりたいですか。

何でも相談しやすい医師になりたいです。患者さんとの信頼関係を大切にし、つらいお気持ちに寄り添える医師を目指します。また、コメディカルの方々からも気軽に何でも相談してもらえるような医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

読書やドラマ鑑賞、買い出しとお弁当の作り置きなどです。
業務が忙しく、平日に勉強するのが難しい期間は、休日に担当患者さんの病態についての勉強をしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

【一般内科(総合診療科)ローテ中】

7:20〜 担当患者さんの診察、カルテ記載、当日の検査の把握
8:15〜 内科カンファレンス(担当患者さんについてのプレゼンテーション)
8:45〜 担当患者さんの追加の診察、検査オーダー、カルテ記載
10:00〜 担当患者さんの退院調整(看護師さんやMSWさんと退院に向けてご相談)
12:00〜 お昼ご飯
14:30〜 他職種カンファレンス(担当患者さんの栄養状態、リハビリ、退院先についてご相談)
15:30〜17:30 病棟業務
17:40 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

わからないことをすぐに相談ことができる指導体制であるかどうかが、一番大事だと思います。是非、一度病院見学に来ていただいて、病院の雰囲気を肌で体感していただけたらと思います。

内野 拓哉写真

内野 拓哉20期初期研修医

出身地 / 千葉県出身大学 / 三重大学

皆さん教育熱心な方で、日々多くのことを学べていることや、病院の雰囲気がとても良い!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学病院と市中病院で経験できる症例が大きく異なることは学生時代の実習で実感していたので、大学と市中の双方を半々で経験できる点に魅力を感じており、さらに実習で回った際に病院の雰囲気や教育熱心な先生方に惹かれ伊勢病院で研修したいと思いました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

大学病院と伊勢病院を半々で回る研修なので、それぞれ異なる大学病院の症例と市中病院の症例の双方を経験することができるのが特徴だと思います。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

2年目の研修医の先生も上級医の先生も皆さん教育熱心な方で日々多くのことを学べていることや、病院の雰囲気がとても良いことです。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代の勉強は、必要な検査結果が全て問題文に書かれていました。しかし実際に研修が始まると、この患者さんの鑑別疾患は何で、鑑別を絞るためには何の情報が必要なのか、それを知るにはどの検査が必要なのか、といったことを自分で考えて検査をオーダーし、看護師さんに指示出しする必要があります。それに加え、その検査には検査自体あるいは結果が出るまでどれくらいの時間がかかるのか、あるいは血液検査であればこの項目とこの項目は同じスピッツで出せるがこの項目を出すにはスピッツがもう一本必要といったことも考えながらやる必要があり、学生時代の勉強との違いを日々痛感しています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

救急外来で同時に複数の患者さんが来た時の対応が一番苦労しています。1人の患者さんを見て帰すなり入院させるなりして対応を終わらせた後にまた1人来るならいいのですが、患者さんの診察をしている時に新たな患者さんが搬送されてくることもよくあります。そうすると2~3人の患者さんを同時進行で対応する必要があり、重症度を見極めて優先順位をつけつつ、看護師さんに検査などの指示出しをしながら他の患者さんの対応をするということになります。これが今のところ一番苦労しています。

−どんな医師になりたいですか。

患者さんから信頼されるだけでなく、医師やコメディカルの方から「一緒に働きたい」と思っていただける医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

寝たりジムに行ったり料理をしたりして過ごしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

(救急科ローテ中)

8:15 内科カンファレンス
8:45 救急外来対応
  時間のあるときにお昼ご飯
16:30 講義
17:15 勤務終了(患者さんが来た場合は帰宅or入院が決まりカルテを書き終わるまで)

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

学生にとって研修医は来年、再来年の自分です。自分もこうなりたいと思える研修医がいる病院を選ぶといいと思います。

土居 尚生写真

土居 尚生20期初期研修医

出身地 / 三重県出身大学 / 三重大学

一人一人の到達度に合わせて徐々にステップアップしていけるよう指導してもらえる!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生時代に朔日餅が好きで何度も訪れる内に伊勢市が好きになり、就職先を考える中で当院を知りました。住民の方々はとても温かく、綺麗で新しい病院であったことや研修のプログラムで当院と大学病院の両方をローテーションできること、実習でお世話になった先生方をはじめスタッフの皆様の雰囲気がとてもよく魅力的だったこと等から研修先として選ばせていただきました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

伊勢病院ではCommon diseaseを中心に、大学病院では稀少疾患まで幅広く医療を学ぶことができることです。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

最初はわからないことだらけでしたが上級医の先生方もそれをとても理解してくださり、一人一人の到達度に合わせて徐々にステップアップしていけるよう1からご指導、フィードバックをしてくださることです。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代は病気や治療法についての勉強ばかりでしたが、研修が始まると検査のオーダーや薬の処方の仕方、患者様へのICなど初めての経験が多く不安でしたが上級医の先生方やスタッフの方々が1から親切に教えてくださるので安心しました。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

英語で外国の方の診察をさせていただいた時は難しかったです。英語の勉強も頑張ります。

−どんな医師になりたいですか。

考え方は人それぞれですが、患者様一人一人が一度きりの人生をより前向きに、より幸せにお過ごしになれるようなお手伝いができる医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

実家で犬を3匹(マルチーズ)飼っているのでわんこ達と戯れていることが多いです。小学生の頃からずっと支えてくれている16歳のおじいちゃんわんこもいるので、なるべくたくさん顔を見せに行くようにしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

朝6時半に起床して朝8時15分からのカンファレンスに出席し、病棟業務をして17時15分を過ぎて退勤した後は勉強、趣味など日によってばらばらです。

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

とても悩むと思いますが、悩めるほど将来の選択肢がたくさんあるんだと前向きに捉えて就活頑張ってください。
人によって求めていることは違うので、自分なりにやりたいこと、求めていることの優先順位を書き出してみるのもいいかもしれません。伊勢病院の先輩方は優しい方ばかりで幸せです。

佐藤 智美写真

佐藤 智美20期初期研修医

出身地 / 三重県松阪市出身大学 / 滋賀医科大学

コメディカルや病院スタッフの方々、皆さん優しく、わからないことがすぐに聞ける!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学病院と市中病院の約1年ずつのたすき掛けプログラムであること、大学病院研修では最先端の医療を学び、伊勢病院では、地域の中核病院としての医療、双方を学ぶことができる魅力的なプログラムであると考え、研修先として選びました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

経験した症例について、上級医の先生方から的確なアドバイスを受けることができ、また、振り返りの機会が設けられており、救急症例についてフィードバックできる体制が整っていることが一番の魅力であると考えています。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

先生方が教育に熱心であり、教育体制がしっかりと整っていることが一番の良かったことであり、日々感謝しております。また、コメディカルの方々、病院スタッフの方々が皆さん優しく、わからないことがすぐに聞ける体制が整っており、病院全体としての雰囲気も大変良く、安心して日々研修に打ち込ませて頂いております。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代に身につけてきた知識はまだまだ少なく、必要な知識量の多さを日々痛感しています。また、手技に関しては、やはり経験数が何よりだと考えますので、研修医のうちに知識、手技の向上に励んでいきたいと考えています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

緊急度、重症度の高い患者さんに対して、的確で迅速な対応が求められますが、まだまだ知識不足であり、どのようにアプローチするのかすら分からず、苦労しています。上級医の先生方から的確にご指示をいただける環境であるので、先生方のアプローチ方法をしっかりと学びながら、一症例ずつしっかりと取り組み学んでいきたいと考えています。

−どんな医師になりたいですか。

知識・技術・心の3つをバランス良く兼ね備えた医師となれるよう、日々精進し続ける医師でありたいと考えています。

−休日はどのように過ごされていますか。

子供がいるため、子育てに追われています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:00 出勤、回診、カルテ確認
8:15 カンファレンス
9:00 病棟業務
12:00 昼食
13:00 病棟業務
16:00 勉強会
17:30 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

わからないことをすぐに相談ことができる指導体制であるかどうかが、一番大事だと思います。是非、一度病院見学に来ていただいて、病院の雰囲気を肌で体感していただけたらと思います。