先輩研修医インタビュー

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山中 章司写真

山中 章司21期初期研修医

出身地 / 大阪府出身大学 / 三重大学

人々が皆笑顔で居られるような
医療を提供できる人になりたい!

−伊勢病院の研修の特徴は?

「比べるのは他者ではなく、昔の自分!」「間違えることは、悪じゃない」というテーマを深くディスカッションすることから、伊勢病院の研修は始まります。これが最大の特徴でしょう。そんなマインドを持ちながら日々の研修に望みます。
研修では上級医の監督のもと、自らの力量に合わせ病棟業務、手技、書類作成を行います。
また過去の勉強会資料はクラウド上で共有されており、先輩レジデントの手助けを受けながら、学びを深めて行くことも出来ます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

当院の総合診療科では抗菌薬加療や輸液、人工呼吸器など研修医や学生がこれまでに作成した勉強会の資料が共有されており、診療時にその資料を参考にして行う文化がある。資料の効果を実感するが故に自分自身も「経験を言語化して、残していこう」という機運が高まる。資料他の病院で研修をする際にも自分の背中を支えてくれるツールになるでしょう。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

4月の初め、自身の「何も出来なさ」に絶望したことを覚えています。しかし伊勢病院で「比べるのは過去の自分だ」というマインドを醸成する中で、寧ろ伸び代しかないのでは?と解釈を変えることが出来ました。ミスをしたときも人格ではなく、ミスをした事実について指摘していただける心理的安全性の担保された環境の中で研修できることを、今はとても幸せだと感じています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

救急外来や病棟でインフォームド・コンセントを行う中で、医学を専門として過ごす自分と、そうではない患者との間で病気の解釈にズレが生じることは日常茶飯事です。300床もある「大病院」に来るということは、患者にとっては大きなライフイベントの1つになりかねません。そんなライフイベントに立ち会っているのだ、という気概を持ちながら丁寧にコミュニケーションを取ることで、相互理解の元治療を進めることが出来ていると感じています。

−どんな医師になりたいですか。

まずは「自分に嘘をつかない」こと。これが何にも増して大切だと思っています。
何か決断をする際に利害関係がある人を「ステークホルダー」と呼びますが、1人の治療を進める中で多くのステークホルダーがいることに気が付きました。患者から始まり家族、病院STAFF、介護STAFF、時には地域の人まで。これらの人々が皆笑顔で居られるような医療を提供できる人になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

金・土曜のどちらかが輪番な事も多く、そもそも「休日」は少なかったりします笑
平日をTightなスケジュールで過ごしている手前、休日はゆったりした時間の使い方を心がけています。積読を消化したり、伊勢の幸を食べに行ったり、遠出したりしています。
研修医になって初期に入籍、結婚式を挙げることになったので、ここ最近は結婚式の準備をしていることが多いですね。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

朝は7時頃に起きています。洗顔、朝食など朝のルーティンを済ませたらもう出勤の時間。7時50分頃出勤し、そのまま業務に移ります。
業務で大切な事は「人が関係する仕事は早めに」ということ。点滴薬剤の処方、患者家族への連絡、検査オーダーなど医師の判断が律速となる業務は、午前中に終わらたい所。
18-19時頃、業務が一段落したらFitness Gymへ移動し、一汗かきます。頭と身体をバランスよく使うことが、健康的な研修の秘訣です。帰宅後は夕食・入浴を済ませ、少しのんびりしたらもう寝る時間。1日の睡眠時間は7時間をキープしています。

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

研修病院を選ぶ時は、ハードとソフト2つに分けて考えると良いと思っています。
ハードとは「ファントム(手技練習用のマネキン)がどれくらいあるか」「立地」「病院の築年数」「給与」を、ソフトとは「指導医との相性」「コメディカルとの距離感」「病院の規模感(大学病院、市中病院で患者との距離感が異なります)」などを指します。
自分が目指す場所と研修病院がどのくらいマッチするのかを考えて選ぶと、悔いの残らない選択になります。頑張ってください。

三田村 高志写真

三田村 高志21期初期研修医

出身地 / 三重県松阪市出身大学 / 三重大学

指導体制が整っていて、
常にスキルアップしている実感を持てます!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生時代に実習で行かせていただいた際の印象で、ご指導いただいた先生方はもちろん、その他の医療スタッフの方々・病院運営に携わる方々含めとても親切に対応していただいた事が理由の1つです。加えて、研修医の方々も優秀で活き活きと仕事されている様子を見て心惹かれたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

「指導体制が整っている事」です。当直で受け持った患者さんの振り返りやコメディカルの方々からの講義があり、常にスキルアップしている実感を持てます。さらにそのスキルを活かす機会も多いため自ずと身についていき充実した研修を行うことができます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

同期の人数が少ないことです。だからこそ意見交換がしやすく各々が経験したことを共有し互いにレベルアップでき、より質の高い研修に繋げることができます。そのおかげで実際に診療を行う機会も数多くあり成長を感じる日々を送ることができています。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

「医学生」としての立場と「研修医」としての立場では医療現場の見え方が異なります。前者ではいかに自分が学ぶかに重きを置いていましたが、後者となった今では自身のスキルアップに加え、どのように医療へ貢献していくかということを念頭に置いて行動するようになりました。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

患者さんに満足していただけるような医療を提供できるように努力していますが、医学的な判断と患者さんの希望が合わない時は苦労します。例えば救急外来での患者さんで入院を要する場合でもすべての患者さんがその判断に納得いくわけではありません。そのような時にうまく対応するべく日々精進しています。

−どんな医師になりたいですか。

患者及びその家族に寄り添い、病気そのものだけでなく本質的な悩みにまで手を差し伸べることのできる医師になりたいと考えております。今後必要とされる医師は病気の治療を行うことに加え、社会的な面でも活躍できる医師だと思います。高い志を持ち精進していきたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

趣味であるゴルフをしたり、普段に比べ時間が取れるので勉強しています。また伊勢・志摩、鳥羽にドライブしに行って自然に触れています。もちろん飲み会も。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:15〜8:30 朝カンファレンス
8:30〜9:00 病棟回診
9:00〜12:00 外来研修
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜17:15 救急外来研修

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

少しでも気になる病院があるのであれば実際に足を運んで見学に行くのが良いと思います。医学生の時と研修医になってからでは色々と違った部分が多いので研修医の働きぶりや病院の雰囲気を皆さん自身で感じていただけますし、当院の見学は実際にローテートしている研修医についくことができるので実際に働いた時のイメージが湧くと思います。その上で当院で研修していただけると嬉しいです。

齋藤 暢写真

齋藤 暢21期初期研修医

出身地 / 三重県伊勢市出身大学 / 埼玉医科大学

一人一人の患者さんに責任を持って、最初から最後まで診ることのできる医師になりたい!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

地元である伊勢の地で、医師としての第一歩を踏み出し、地域に根付いた医療を提供できる医師になりたいと考えたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

三重大学とのたすきがけ制度により、common diseaseから最先端の医療まで学ぶことができるのが特徴です。また教育熱心な先生も多く、日々成長できると感じます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

上級医の先生方が常に研修医のことを気にかけてくださっている印象です。分からないことをすぐに質問することができ、丁寧に教えてくださるので、とても助かっています。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

研修を受ける前は、自分がやっていけるのか不安でした。研修を始めると、周りの先生方が優しくサポートしてくださり、先生方が教えてくださったことを、一生懸命行う日々です。不安を感じる暇もなく、毎日楽しく研修しています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

自分の医学的知識が不足しており、患者さんに分かりやすく説明できているのか不安になることがあります。患者さんや家族の方が安心できるように勉学に励みます。

−どんな医師になりたいですか。

一人一人の患者さんに責任を持って、最初から最後まで診ることのできる医師になりたいです。地域の人から頼りにされる医師になれるよう励みます。

−休日はどのように過ごされていますか。

犬の散歩をしたり、景色の良い場所に出かけたりしています。当直もあり時間の確保に苦労することもありますが、週に1回は復習する時間を作るよう、心がけています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

7:30 出勤
8:15 カンファレンス
8:30 救急外来
13:00 昼休み
14:00 救急外来
17:15 業務終了

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

自分にあった上級医がいる所で研修することをオススメします。実際研修医は分からないことだらけです。困った時、すぐに相談できる環境にいると、ストレスなく過ごせます。

辻 清龍写真

辻 清龍21期初期研修医

出身地 / 三重県四日市市出身大学 / 三重大学

市中病院と大学病院の研修の良さの
いいとこ取り!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学5年、6年の臨床実習時にお世話になりました。上級医の先生が優しくかつ教育熱心で、個人の特性に応じて教育している体制でした。さらにはコメディカルの方も学生や研修医を受け入れてくださる環境であることがとても印象的で、この病院で研修することで、一歩ずつ成長することができると感じました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

市中病院と大学病院の研修の良さのいいとこ取りができ、自分のニーズに合った研修を組めることが特徴的です。
伊勢病院では診療科の垣根や多職種との距離も近く、相談しやすい環境で研修ができますし、Common diseaseを中心に診療することができます。
一方で、大学病院では細かく診療科が分かれており、その診療科ならではの疾患についての研修ができます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

個人の特性に合った指導をしてくださり、1症例1症例丁寧にフィードバックを受け、自分の良かった点、改善点が振り返る機会がたくさん設けられていることです。また、内科研修の多職種カンファレンスや救急研修の看護研修などで他の医療職の方々がどのような仕事をしているかということを身近に知ることができる機会もあります。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代は典型的な症例で正答が決められている問題が解けたら合格でした。しかし、実際にはどのような検査をするか、検査や手技を準備から施行するまでの流れはどうか、検査の所見をどのように解釈するか、治療薬の用量や期間、患者さんやご家族の方のご希望など、様々なことを考える必要があり、必ずしも一つの答えがあるわけではないというところが難しいです。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

患者さんが病気の影響などで自分のことを訴えることが難しいときや普段の様子と違うのかが分からない時に、どう対応すればいいか悩むことがありました。

−どんな医師になりたいですか。

診療を行うために必要な知識、技術が身についていることはもちろん、患者さんやご家族の方からは「診てもらえてよかった」と、他の医療者からは「一緒の診療チームにいてよかった」と信頼していただけるような医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

業務に慣れないうちは家でゆっくり休息していることが多かったです。業務が慣れてきて、近場で出かけたり、外食しに行ったりすることもあります。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:00〜 カルテ確認
8:15〜 カンファレンス
9:00〜 回診・病棟業務
12:00〜 昼食
13:00〜 病棟業務
14:30〜 多職種カンファレンス
16:00〜 研修医向け勉強会
17:15〜17:30頃 業務終了

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

人によって研修病院に求めることやどのような研修を行いたいかは違うと思いますし、誰にとっても理想的な研修病院というものはないと思います。気になっている病院があれば、是非見学して、どのような研修をしているか、自分に合っているかを実際に体験するのがいいと思います。もし伊勢病院に少しでも興味がある方は、是非見学に来てください。

谷 穂乃佳写真

谷 穂乃佳20期初期研修医

出身地 / 三重県伊賀市出身大学 / 三重大学

顔見知りの看護師さん、技師さんがどんどん増えて、困ったときに助けてもらえる!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生実習で4ヶ月間お世話になり、指導医の先生方、先輩方、コメディカルの方々がとても優しく、教育的だったので、ぜひこの病院で初期研修がしたいと思いました。指導医が教育に大変力を入れておられ、ここで2年間の初期研修をすれば必ず力がつくと思い、伊勢病院を志望しました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

内科カンファレンスは毎朝、当直の振り返り勉強会は毎週行われており、日々、指導医からの丁寧なフィードバックをいただくことができます。1症例1症例をとても丁寧に学べる点が伊勢病院研修の特徴です。
コメディカルの方々がとても優しく、気軽に質問できる雰囲気です。挨拶やコミュニケーションが盛んなので、顔見知りの看護師さん、技師さんがどんどん増えて困ったときに助けてくださる、とても働きやすい環境です。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

病院の雰囲気が明るく、指導医の先生方はもちろんのこと、コメディカルの皆様も快く受け入れてくださったことが、何よりも嬉しかったです。
指導医の先生方が、個々の能力をしっかりと観察・評価し、個々に応じた教育をしてくださるため、自分のペースでレベルアップができることも伊勢病院を選んでよかったと思う点です。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

研修医といえども医師の一員であり、大変責任のある仕事だと感じる毎日です。
最初はできないことやわからないこととばかりで、不安はありましたが、周りの方々のご指導のおかげで、できることが少しずつ増えていき、実りのある日々をおくらせていただいております。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

対応で苦労したことはありませんが、自身の経験不足をもどかしいと思うことは毎日あります。
とりあえず、目の前のことを精一杯頑張る日々です。

−どんな医師になりたいですか。

何でも相談しやすい医師になりたいです。患者さんとの信頼関係を大切にし、つらいお気持ちに寄り添える医師を目指します。また、コメディカルの方々からも気軽に何でも相談してもらえるような医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

読書やドラマ鑑賞、買い出しとお弁当の作り置きなどです。
業務が忙しく、平日に勉強するのが難しい期間は、休日に担当患者さんの病態についての勉強をしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

【一般内科(総合診療科)ローテ中】

7:20〜 担当患者さんの診察、カルテ記載、当日の検査の把握
8:15〜 内科カンファレンス(担当患者さんについてのプレゼンテーション)
8:45〜 担当患者さんの追加の診察、検査オーダー、カルテ記載
10:00〜 担当患者さんの退院調整(看護師さんやMSWさんと退院に向けてご相談)
12:00〜 お昼ご飯
14:30〜 他職種カンファレンス(担当患者さんの栄養状態、リハビリ、退院先についてご相談)
15:30〜17:30 病棟業務
17:40 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

わからないことをすぐに相談ことができる指導体制であるかどうかが、一番大事だと思います。是非、一度病院見学に来ていただいて、病院の雰囲気を肌で体感していただけたらと思います。

内野 拓哉写真

内野 拓哉20期初期研修医

出身地 / 千葉県出身大学 / 三重大学

皆さん教育熱心な方で、日々多くのことを学べていることや、病院の雰囲気がとても良い!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学病院と市中病院で経験できる症例が大きく異なることは学生時代の実習で実感していたので、大学と市中の双方を半々で経験できる点に魅力を感じており、さらに実習で回った際に病院の雰囲気や教育熱心な先生方に惹かれ伊勢病院で研修したいと思いました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

大学病院と伊勢病院を半々で回る研修なので、それぞれ異なる大学病院の症例と市中病院の症例の双方を経験することができるのが特徴だと思います。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

2年目の研修医の先生も上級医の先生も皆さん教育熱心な方で日々多くのことを学べていることや、病院の雰囲気がとても良いことです。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代の勉強は、必要な検査結果が全て問題文に書かれていました。しかし実際に研修が始まると、この患者さんの鑑別疾患は何で、鑑別を絞るためには何の情報が必要なのか、それを知るにはどの検査が必要なのか、といったことを自分で考えて検査をオーダーし、看護師さんに指示出しする必要があります。それに加え、その検査には検査自体あるいは結果が出るまでどれくらいの時間がかかるのか、あるいは血液検査であればこの項目とこの項目は同じスピッツで出せるがこの項目を出すにはスピッツがもう一本必要といったことも考えながらやる必要があり、学生時代の勉強との違いを日々痛感しています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

救急外来で同時に複数の患者さんが来た時の対応が一番苦労しています。1人の患者さんを見て帰すなり入院させるなりして対応を終わらせた後にまた1人来るならいいのですが、患者さんの診察をしている時に新たな患者さんが搬送されてくることもよくあります。そうすると2~3人の患者さんを同時進行で対応する必要があり、重症度を見極めて優先順位をつけつつ、看護師さんに検査などの指示出しをしながら他の患者さんの対応をするということになります。これが今のところ一番苦労しています。

−どんな医師になりたいですか。

患者さんから信頼されるだけでなく、医師やコメディカルの方から「一緒に働きたい」と思っていただける医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

寝たりジムに行ったり料理をしたりして過ごしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

(救急科ローテ中)

8:15 内科カンファレンス
8:45 救急外来対応
  時間のあるときにお昼ご飯
16:30 講義
17:15 勤務終了(患者さんが来た場合は帰宅or入院が決まりカルテを書き終わるまで)

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

学生にとって研修医は来年、再来年の自分です。自分もこうなりたいと思える研修医がいる病院を選ぶといいと思います。

土居 尚生写真

土居 尚生20期初期研修医

出身地 / 三重県出身大学 / 三重大学

一人一人の到達度に合わせて徐々にステップアップしていけるよう指導してもらえる!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生時代に朔日餅が好きで何度も訪れる内に伊勢市が好きになり、就職先を考える中で当院を知りました。住民の方々はとても温かく、綺麗で新しい病院であったことや研修のプログラムで当院と大学病院の両方をローテーションできること、実習でお世話になった先生方をはじめスタッフの皆様の雰囲気がとてもよく魅力的だったこと等から研修先として選ばせていただきました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

伊勢病院ではCommon diseaseを中心に、大学病院では稀少疾患まで幅広く医療を学ぶことができることです。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

最初はわからないことだらけでしたが上級医の先生方もそれをとても理解してくださり、一人一人の到達度に合わせて徐々にステップアップしていけるよう1からご指導、フィードバックをしてくださることです。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代は病気や治療法についての勉強ばかりでしたが、研修が始まると検査のオーダーや薬の処方の仕方、患者様へのICなど初めての経験が多く不安でしたが上級医の先生方やスタッフの方々が1から親切に教えてくださるので安心しました。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

英語で外国の方の診察をさせていただいた時は難しかったです。英語の勉強も頑張ります。

−どんな医師になりたいですか。

考え方は人それぞれですが、患者様一人一人が一度きりの人生をより前向きに、より幸せにお過ごしになれるようなお手伝いができる医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

実家で犬を3匹(マルチーズ)飼っているのでわんこ達と戯れていることが多いです。小学生の頃からずっと支えてくれている16歳のおじいちゃんわんこもいるので、なるべくたくさん顔を見せに行くようにしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

朝6時半に起床して朝8時15分からのカンファレンスに出席し、病棟業務をして17時15分を過ぎて退勤した後は勉強、趣味など日によってばらばらです。

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

とても悩むと思いますが、悩めるほど将来の選択肢がたくさんあるんだと前向きに捉えて就活頑張ってください。
人によって求めていることは違うので、自分なりにやりたいこと、求めていることの優先順位を書き出してみるのもいいかもしれません。伊勢病院の先輩方は優しい方ばかりで幸せです。

佐藤 智美写真

佐藤 智美20期初期研修医

出身地 / 三重県松阪市出身大学 / 滋賀医科大学

コメディカルや病院スタッフの方々、皆さん優しく、わからないことがすぐに聞ける!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学病院と市中病院の約1年ずつのたすき掛けプログラムであること、大学病院研修では最先端の医療を学び、伊勢病院では、地域の中核病院としての医療、双方を学ぶことができる魅力的なプログラムであると考え、研修先として選びました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

経験した症例について、上級医の先生方から的確なアドバイスを受けることができ、また、振り返りの機会が設けられており、救急症例についてフィードバックできる体制が整っていることが一番の魅力であると考えています。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

先生方が教育に熱心であり、教育体制がしっかりと整っていることが一番の良かったことであり、日々感謝しております。また、コメディカルの方々、病院スタッフの方々が皆さん優しく、わからないことがすぐに聞ける体制が整っており、病院全体としての雰囲気も大変良く、安心して日々研修に打ち込ませて頂いております。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代に身につけてきた知識はまだまだ少なく、必要な知識量の多さを日々痛感しています。また、手技に関しては、やはり経験数が何よりだと考えますので、研修医のうちに知識、手技の向上に励んでいきたいと考えています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

緊急度、重症度の高い患者さんに対して、的確で迅速な対応が求められますが、まだまだ知識不足であり、どのようにアプローチするのかすら分からず、苦労しています。上級医の先生方から的確にご指示をいただける環境であるので、先生方のアプローチ方法をしっかりと学びながら、一症例ずつしっかりと取り組み学んでいきたいと考えています。

−どんな医師になりたいですか。

知識・技術・心の3つをバランス良く兼ね備えた医師となれるよう、日々精進し続ける医師でありたいと考えています。

−休日はどのように過ごされていますか。

子供がいるため、子育てに追われています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:00 出勤、回診、カルテ確認
8:15 カンファレンス
9:00 病棟業務
12:00 昼食
13:00 病棟業務
16:00 勉強会
17:30 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

わからないことをすぐに相談ことができる指導体制であるかどうかが、一番大事だと思います。是非、一度病院見学に来ていただいて、病院の雰囲気を肌で体感していただけたらと思います。