先輩研修医インタビュー

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石垣 里紗写真

石垣 里紗22期初期研修医

出身地 / 三重県いなべ市出身大学 / 山梨大学

自分自身の知識不足を補ってくれる
素敵な職場環境です

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学病院とのたすき掛けにより、多岐に渡る疾患を経験できます。また、先生方が熱心に指導してくださるので、この病院で研修することで力を身につけることができると思いました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

指導体制が整っていることです。日々の診療では指導医の先生に相談しやすい環境で、救急症例に関してはふり返りをしていただける点が特徴だと思います。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

指導医の先生方に質問しやすい環境であること、コメディカルの皆様がやさしく、分からないことを聞きやすいことです。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

受ける前はやっていけるのか不安でしたが、先生方、コメディカルの皆様がやさしく、何でもすぐに聞けるので安心して研修できます。自分の知識不足を実感することがあります。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

患者さんへの説明で、分かりやすくできているか、正確な情報を伝えられているか不安になることがあります。

−どんな医師になりたいですか。

誰に対しても誠実に接し、患者さん一人ひとりに最善の医療を提供できるような医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

読書をしたり映画を見たり、お昼寝をしたりしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

7:30 出勤、カルテ確認
8:15 カンファレンス
9:00 回診、病棟業務
12:00 昼食
13:00 病棟業務
17:30 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

2年間、どんな研修をしたいか、何を学びたいかをよく考え、自分に合った病院を選べるよう頑張ってください。

中村 美祐写真

中村 美祐22期初期研修医

出身地 / 三重県東員町出身大学 / 三重大学

患者様、その家族、すべての医療スタッフに
信頼されるようになりたいです

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

実習でお世話になった際にスタッフの皆様が優しく迎えてくださり雰囲気の良さを感じました。指導医の先生方は丁寧に指導してくださり、この環境なら初期研修を実りのあるものにできると考えたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

当直で診療した症例に対して振り返りの会があり、自分が行った検査や診療に関して丁寧にフィードバックをいただけるのでとても勉強になります。日々の研修でもたくさん指導していただける環境が整っているのが特徴だと思います。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

先生方が皆さん優しく指導に熱心な方ばかりなので迷ったときにすぐに相談しやすく、担当した症例や手技に対しても周辺知識を教えていただけることです。
看護師や薬剤師など他のスタッフの方々も患者様のことについて伺うと快く応じてくださり、毎日安心して研修に打ち込めています。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

国試の勉強では必要な身体所見や検査結果があらかじめ示されていますが、実際には主訴から自分で鑑別を上げ、その鑑別を絞り込むために何が必要なのかを考えて問診や身体診察、検査を行う必要があります。
また、検査結果の解釈の仕方や診断基準についても初めて知ることも多くあり、膨大な知識量に圧倒されます。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

自分の知識不足で鑑別や必要な検査が分からないときも多々あり、当直中など迅速に動くことができず苦労しています。またご家族や患者様への説明も初めての経験で難しいなと感じています。ですが同期と相談したり上級医の先生方に指導していただいたりして、日々成長を実感できています。

−どんな医師になりたいですか。

患者様やその家族はもちろん、共に働く医療スタッフの皆様にも信頼される医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

家でゆっくりすることもありますが、友人と食事に行ったりランニングしたりと外出することが多いです。GWは同期4人で映画を見に行きました。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:15 内科カンファレンス
9:00 担当患者様の診察、カルテ記載など
12:00 昼食
13:00 救急対応
15:00 講義
17:30 退勤

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

たくさんの選択肢があって迷うと思いますが、自分が初期研修に求めること・やりたいことの中で譲れないものは何なのかをしっかり考えて、気になる病院には積極的に見学に行くのがいいと思います。
よければ伊勢病院の雰囲気の良さも見学に来て体験していただければと思います。

大西 孝一写真

大西 孝一22期初期研修医

出身地 / 三重県伊勢市出身大学 / 愛知医科大学

常に自問自答し、自分の立ち位置を
確認しながら、学習を怠らない医師になる

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

幼少期から、地元伊勢で医師として働きたいという思いがありました。医学部に進み、病院見学に来させていただいたとき、何もわからない私に対して、すべての人が、優しく丁寧に指導していただけました。その時、「ここで研修したい!」と心の中で思ったのが決め手です。

−伊勢病院の研修の特徴は?

指導医、先輩研修医の皆さんが一体となって我々研修医をサポートしていただけることが何よりの特徴です。1年目の4月で、全く何もできない自分を温かくサポートして下さります。また、オーダーや手技などを早いうちから勉強できます。成長できる環境にあると思います。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

救急の振り返りの時間をとってくださることや、ディスカッションで復習の時間を確保して下さることが、すごくいいなと感じております。やりっぱなしでは、成長はできません。復習して反省してこそ、次につながります。その時間を指導医が忙しい合間を縫って一緒にやってくださることが、すごくいいなと思います。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

まず、実習や国家試験とは全く違うということを伝えておきます。ペーパーテストではないですし、実習よりもさらに多くの方々と関わることになります。学力では測れない、本当に、人間力が試されているなと感じています。常に自分と対話しながら、研修を受けています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

私の説明や処置、態度で、本当に納得してくださっているのか、不安になることがあります。一人ひとり、全く違うので、画一的にならず、それぞれの患者さんに合う医療を提供できるよう、日々勉強に励み、努力していこうと考えています。

−どんな医師になりたいですか。

最終目標は、病院を訪れる皆様に納得していただける医師になることです。そのためには、絶え間ない努力が欠かせません。常に自問自答し、今はどういうところにいるか、今の自分はどんな医師かを考えながら、学習を怠らない医師になりたいと考えています。

−休日はどのように過ごされていますか。

休日は、いろいろなところにいきます。スーパー銭湯が大好きで、土日のどちらかは必ず行きます。平日でも仕事終わりに行くことがあります。あとは、大学在学時に愛知のカフェ巡りをやっていたのですが、それを三重でもやろうと思っています。主に、自宅から出て、色々なところをのんびり巡ることをしています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

7:30 出勤、患者回診、カルテ記載
8:15 内科カンファレンス
8:30 カテ室にて助手
12:00 昼食
13:00 救急
16:00 症例ディスカッション
17:15 業務終了
17:30 帰宅

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

自分のやりたいことをできる病院、もしくは自分に合っている病院を見極めて選ぶことをお勧めします。私としては、特に自分に合っている病院をお勧めします。それを見極めるため、何度も見学に行ってください。実習も就活と思って行ってください。噂で判断せず、自分の目で確かめてください。そうやって自分に合う病院を見つけることをお勧めします。

中村 大樹写真

中村 大樹22期初期研修医

出身地 / 大阪府出身大学 / 杏林大学

患者様をよく知り、一人一人
最適な医療を提供していきたい

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

5年生の時に1ヶ月間実習でお世話になりました。その時に医師のみならず、全てのコメディカルの方々が熱心に教えて下さって、必ず医師として成長できる病院と感じたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

大学病院と市中病院のいい所取りが出来ます。伊勢病院では、市中病院ならではのcommonな疾患を中心に学べ、大学病院では最先端の医療を学べます!
また、毎回ふり返りによるフィードバックをしていただけるため、必ず成長につながります。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

上級医の先生方のみならず、先輩方やコメディカルの方々がとても熱心に教えて下さり、フィードバックをいただけることです。
また、全スタッフが優しく明るく接して下さいます。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

受ける前は上手く出来るか非常に不安でしたが、実際に始まってみると、皆様がとても優しく受け入れて下さり、丁寧に教えて下さるのでとても安心して研修が出来ています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

一人一人違うため、どのような医療を望まれているのかをお聞きすることが、初めのうちは苦労しました。

−どんな医師になりたいですか。

患者様一人一人の背景やニーズを考慮し、患者様にとって最適な医療を提供できる医師。

−休日はどのように過ごされていますか。

平日のためのスーパーへの買い出しとかです(笑)

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

7:00 起床
7:45 出勤
17:15 退勤
~19:00 自習
~20:00 夕食
23:00 就寝

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

見学や実習等で様々な病院を見ることで、自分の求める医師像や、理想を実現できそうな病院に出会うことがきっとできます。私の場合は伊勢総合病院がまさにそうでした。皆様がそれぞれ自分に合った病院で研修ができることを願うとともに、その病院が伊勢病院だと嬉しく思います。

山中 章司写真

山中 章司21期初期研修医

出身地 / 大阪府出身大学 / 三重大学

人々が皆笑顔で居られるような
医療を提供できる人になりたい!

−伊勢病院の研修の特徴は?

「比べるのは他者ではなく、昔の自分!」「間違えることは、悪じゃない」というテーマを深くディスカッションすることから、伊勢病院の研修は始まります。これが最大の特徴でしょう。そんなマインドを持ちながら日々の研修に望みます。
研修では上級医の監督のもと、自らの力量に合わせ病棟業務、手技、書類作成を行います。
また過去の勉強会資料はクラウド上で共有されており、先輩レジデントの手助けを受けながら、学びを深めて行くことも出来ます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

当院の総合診療科では抗菌薬加療や輸液、人工呼吸器など研修医や学生がこれまでに作成した勉強会の資料が共有されており、診療時にその資料を参考にして行う文化がある。資料の効果を実感するが故に自分自身も「経験を言語化して、残していこう」という機運が高まる。資料他の病院で研修をする際にも自分の背中を支えてくれるツールになるでしょう。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

4月の初め、自身の「何も出来なさ」に絶望したことを覚えています。しかし伊勢病院で「比べるのは過去の自分だ」というマインドを醸成する中で、寧ろ伸び代しかないのでは?と解釈を変えることが出来ました。ミスをしたときも人格ではなく、ミスをした事実について指摘していただける心理的安全性の担保された環境の中で研修できることを、今はとても幸せだと感じています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

救急外来や病棟でインフォームド・コンセントを行う中で、医学を専門として過ごす自分と、そうではない患者との間で病気の解釈にズレが生じることは日常茶飯事です。300床もある「大病院」に来るということは、患者にとっては大きなライフイベントの1つになりかねません。そんなライフイベントに立ち会っているのだ、という気概を持ちながら丁寧にコミュニケーションを取ることで、相互理解の元治療を進めることが出来ていると感じています。

−どんな医師になりたいですか。

まずは「自分に嘘をつかない」こと。これが何にも増して大切だと思っています。
何か決断をする際に利害関係がある人を「ステークホルダー」と呼びますが、1人の治療を進める中で多くのステークホルダーがいることに気が付きました。患者から始まり家族、病院STAFF、介護STAFF、時には地域の人まで。これらの人々が皆笑顔で居られるような医療を提供できる人になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

金・土曜のどちらかが輪番な事も多く、そもそも「休日」は少なかったりします笑
平日をTightなスケジュールで過ごしている手前、休日はゆったりした時間の使い方を心がけています。積読を消化したり、伊勢の幸を食べに行ったり、遠出したりしています。
研修医になって初期に入籍、結婚式を挙げることになったので、ここ最近は結婚式の準備をしていることが多いですね。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

朝は7時頃に起きています。洗顔、朝食など朝のルーティンを済ませたらもう出勤の時間。7時50分頃出勤し、そのまま業務に移ります。
業務で大切な事は「人が関係する仕事は早めに」ということ。点滴薬剤の処方、患者家族への連絡、検査オーダーなど医師の判断が律速となる業務は、午前中に終わらたい所。
18-19時頃、業務が一段落したらFitness Gymへ移動し、一汗かきます。頭と身体をバランスよく使うことが、健康的な研修の秘訣です。帰宅後は夕食・入浴を済ませ、少しのんびりしたらもう寝る時間。1日の睡眠時間は7時間をキープしています。

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

研修病院を選ぶ時は、ハードとソフト2つに分けて考えると良いと思っています。
ハードとは「ファントム(手技練習用のマネキン)がどれくらいあるか」「立地」「病院の築年数」「給与」を、ソフトとは「指導医との相性」「コメディカルとの距離感」「病院の規模感(大学病院、市中病院で患者との距離感が異なります)」などを指します。
自分が目指す場所と研修病院がどのくらいマッチするのかを考えて選ぶと、悔いの残らない選択になります。頑張ってください。

三田村 高志写真

三田村 高志21期初期研修医

出身地 / 三重県松阪市出身大学 / 三重大学

指導体制が整っていて、
常にスキルアップしている実感を持てます!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

学生時代に実習で行かせていただいた際の印象で、ご指導いただいた先生方はもちろん、その他の医療スタッフの方々・病院運営に携わる方々含めとても親切に対応していただいた事が理由の1つです。加えて、研修医の方々も優秀で活き活きと仕事されている様子を見て心惹かれたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

「指導体制が整っている事」です。当直で受け持った患者さんの振り返りやコメディカルの方々からの講義があり、常にスキルアップしている実感を持てます。さらにそのスキルを活かす機会も多いため自ずと身についていき充実した研修を行うことができます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

同期の人数が少ないことです。だからこそ意見交換がしやすく各々が経験したことを共有し互いにレベルアップでき、より質の高い研修に繋げることができます。そのおかげで実際に診療を行う機会も数多くあり成長を感じる日々を送ることができています。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

「医学生」としての立場と「研修医」としての立場では医療現場の見え方が異なります。前者ではいかに自分が学ぶかに重きを置いていましたが、後者となった今では自身のスキルアップに加え、どのように医療へ貢献していくかということを念頭に置いて行動するようになりました。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

患者さんに満足していただけるような医療を提供できるように努力していますが、医学的な判断と患者さんの希望が合わない時は苦労します。例えば救急外来での患者さんで入院を要する場合でもすべての患者さんがその判断に納得いくわけではありません。そのような時にうまく対応するべく日々精進しています。

−どんな医師になりたいですか。

患者及びその家族に寄り添い、病気そのものだけでなく本質的な悩みにまで手を差し伸べることのできる医師になりたいと考えております。今後必要とされる医師は病気の治療を行うことに加え、社会的な面でも活躍できる医師だと思います。高い志を持ち精進していきたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

趣味であるゴルフをしたり、普段に比べ時間が取れるので勉強しています。また伊勢・志摩、鳥羽にドライブしに行って自然に触れています。もちろん飲み会も。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:15〜8:30 朝カンファレンス
8:30〜9:00 病棟回診
9:00〜12:00 外来研修
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜17:15 救急外来研修

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

少しでも気になる病院があるのであれば実際に足を運んで見学に行くのが良いと思います。医学生の時と研修医になってからでは色々と違った部分が多いので研修医の働きぶりや病院の雰囲気を皆さん自身で感じていただけますし、当院の見学は実際にローテートしている研修医についくことができるので実際に働いた時のイメージが湧くと思います。その上で当院で研修していただけると嬉しいです。

齋藤 暢写真

齋藤 暢21期初期研修医

出身地 / 三重県伊勢市出身大学 / 埼玉医科大学

一人一人の患者さんに責任を持って、最初から最後まで診ることのできる医師になりたい!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

地元である伊勢の地で、医師としての第一歩を踏み出し、地域に根付いた医療を提供できる医師になりたいと考えたからです。

−伊勢病院の研修の特徴は?

三重大学とのたすきがけ制度により、common diseaseから最先端の医療まで学ぶことができるのが特徴です。また教育熱心な先生も多く、日々成長できると感じます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

上級医の先生方が常に研修医のことを気にかけてくださっている印象です。分からないことをすぐに質問することができ、丁寧に教えてくださるので、とても助かっています。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

研修を受ける前は、自分がやっていけるのか不安でした。研修を始めると、周りの先生方が優しくサポートしてくださり、先生方が教えてくださったことを、一生懸命行う日々です。不安を感じる暇もなく、毎日楽しく研修しています。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

自分の医学的知識が不足しており、患者さんに分かりやすく説明できているのか不安になることがあります。患者さんや家族の方が安心できるように勉学に励みます。

−どんな医師になりたいですか。

一人一人の患者さんに責任を持って、最初から最後まで診ることのできる医師になりたいです。地域の人から頼りにされる医師になれるよう励みます。

−休日はどのように過ごされていますか。

犬の散歩をしたり、景色の良い場所に出かけたりしています。当直もあり時間の確保に苦労することもありますが、週に1回は復習する時間を作るよう、心がけています。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

7:30 出勤
8:15 カンファレンス
8:30 救急外来
13:00 昼休み
14:00 救急外来
17:15 業務終了

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

自分にあった上級医がいる所で研修することをオススメします。実際研修医は分からないことだらけです。困った時、すぐに相談できる環境にいると、ストレスなく過ごせます。

辻 清龍写真

辻 清龍21期初期研修医

出身地 / 三重県四日市市出身大学 / 三重大学

市中病院と大学病院の研修の良さの
いいとこ取り!

−まず、伊勢病院を研修先として選んだ理由を教えてください。

大学5年、6年の臨床実習時にお世話になりました。上級医の先生が優しくかつ教育熱心で、個人の特性に応じて教育している体制でした。さらにはコメディカルの方も学生や研修医を受け入れてくださる環境であることがとても印象的で、この病院で研修することで、一歩ずつ成長することができると感じました。

−伊勢病院の研修の特徴は?

市中病院と大学病院の研修の良さのいいとこ取りができ、自分のニーズに合った研修を組めることが特徴的です。
伊勢病院では診療科の垣根や多職種との距離も近く、相談しやすい環境で研修ができますし、Common diseaseを中心に診療することができます。
一方で、大学病院では細かく診療科が分かれており、その診療科ならではの疾患についての研修ができます。

−研修先として選んで良かったことは何ですか。

個人の特性に合った指導をしてくださり、1症例1症例丁寧にフィードバックを受け、自分の良かった点、改善点が振り返る機会がたくさん設けられていることです。また、内科研修の多職種カンファレンスや救急研修の看護研修などで他の医療職の方々がどのような仕事をしているかということを身近に知ることができる機会もあります。

−研修を受ける前と実際に受けての感想などをお話しください。

学生時代は典型的な症例で正答が決められている問題が解けたら合格でした。しかし、実際にはどのような検査をするか、検査や手技を準備から施行するまでの流れはどうか、検査の所見をどのように解釈するか、治療薬の用量や期間、患者さんやご家族の方のご希望など、様々なことを考える必要があり、必ずしも一つの答えがあるわけではないというところが難しいです。

−患者さんへの対応で苦労したことなど、ありますか?

患者さんが病気の影響などで自分のことを訴えることが難しいときや普段の様子と違うのかが分からない時に、どう対応すればいいか悩むことがありました。

−どんな医師になりたいですか。

診療を行うために必要な知識、技術が身についていることはもちろん、患者さんやご家族の方からは「診てもらえてよかった」と、他の医療者からは「一緒の診療チームにいてよかった」と信頼していただけるような医師になりたいです。

−休日はどのように過ごされていますか。

業務に慣れないうちは家でゆっくり休息していることが多かったです。業務が慣れてきて、近場で出かけたり、外食しに行ったりすることもあります。

−ある1日のタイムスケジュールについて教えてください。

8:00〜 カルテ確認
8:15〜 カンファレンス
9:00〜 回診・病棟業務
12:00〜 昼食
13:00〜 病棟業務
14:30〜 多職種カンファレンス
16:00〜 研修医向け勉強会
17:15〜17:30頃 業務終了

−研修の病院を選ぶ大学生に向けてアドバイスをお願いします。

人によって研修病院に求めることやどのような研修を行いたいかは違うと思いますし、誰にとっても理想的な研修病院というものはないと思います。気になっている病院があれば、是非見学して、どのような研修をしているか、自分に合っているかを実際に体験するのがいいと思います。もし伊勢病院に少しでも興味がある方は、是非見学に来てください。