看護師のお仕事

看護師のある日の1日

8:30 朝のミーティング

1日の流れや連絡事項の確認をします。今日も1日宜しくお願いします!

8:50 入院患者さんの清拭

毎日の清拭時には皮膚のチェックを忘れずに。

9:30頃 点滴準備

6つの正しい確認をしっかりして間違いのないように。

10:00頃 検温

患者さんの状態をしっかり観察します。患者さんに寄り添う看護忘れずに。

記録

患者さんの状態や行ったケアの記録。すぐ記録すると忘れず早く終われるね。

11:00 手術出棟

12:00 食事介助

14:00 カンファレンス

ナースコール対応・リハビリ介助・入院受け入れ等

16:00 リーダーへの申告

お疲れさま。問題なく終われそうね。

17:15 帰宅

無事終了。ほっと安心、また明日。

部署紹介

外来
外来部門として各科外来・救急外来・中央処置室で、毎日約500人の受診される患者さんに対応しています。
子育て中のスタッフが多い中、お互いに理解しあい、仕事と家庭の両立ができるように取り組んでいます。
患者さんが安心して診察、検査、処置を受けられるよう医師と連携をとりながらケアに努め、またフットケア、自己導尿、ストーマなどのアドバイスを行い、日常生活を安心して送れるよう支援しています。
外来検査・健診センター
外来検査・健診センターでは、様々な検査に対する援助を行っています。検査の内容によっては、声かけを頻回に行い、手を握る・背中をさするなど、検査が少しでも安心・安楽に受けて頂けるように取り組んでいます。
受診される方の年齢層が幅広く、それぞれの方の気持ちに寄り添った看護を提供できるように頑張っています。
透析室
外来透析患者さんをはじめ、他院で透析を受けている方で、治療のために当院へ入院された患者さん、急性腎不全の緊急透析治療の患者さんの受け入れを行っています。透析技術の進歩もあり、重症合併症を持った患者さんも長期の透析が可能となっています。フットケアや栄養指導、生活指導を行い、臨床工学士とともに患者さんの透析生活を支えています。
手術室・中央材料室
各科の手術と手術機材、外来・病棟機材の滅菌・洗浄を行っています。年間手術件数は3000~3500件あり、医師をはじめ多職種と連携を行い、情報交換を行いながら安全な手術が行えるようスタッフ全員で取り組んでいます。また各科の多様な手術に対応できるよう、個々のスキルアップのため、学習や教育に取り組みを続けています。
3東病棟
HCU(高度治療室)・ICU(集中治療室)として、手術を受けた患者さんの全身状態管理や、集中的な治療が必要な患者さんに対して援助を行っています。
そのため高度な知識や技術が必要になり、人工呼吸器をはじめ多様な医療機器が使用されるため、医師や臨床工学士と連携しながら看護ケアを行っています。
また心不全患者さんに対する指導を行い、予防医療にも力を入れています。
3南病棟
外科・呼吸器外科・泌尿器科・循環器内科を主とする病棟で、手術・化学療法・放射線療法・心臓カテーテル検査などで入院する患者さんの看護を行っています。
患者さんやご家族は入院、手術となると大きな不安を抱えており、術前オリエンテーションを通して不安を最小限にできるよう医師と協力して取り組んでいます。
術後も合併症の予防と早期離床に努め、患者さん個々に応じたパンフレットなどを使用しながら、退院後も安心して生活ができるよう多職種と連携をとり援助を行っています。
4東病棟
内科・脳神経内科・口腔外科の混合病棟で、急性期、慢性期疾患の検査や治療、手術など幅広い看護知識を必要とする部署です。看護の分野においては、糖尿病療養指導士が複数名と、認知症看護認定看護師が所属しています。糖尿病患者さんの指導や、認知症の患者さんに認知症ケアチームが介入する際の、モデル病棟として活躍しています。
4西病棟
整形外科病棟で、年間1500件を超える手術があり、予定入院・手術だけでなく、緊急入院・手術が毎日のようにあります。思いがけない転倒や事故で受傷する方も多く、精神的にショックを受ける方も少なくありません。患者さんの気持ちに寄り添い、手術後のリハビリや精神的なケアなど、患者さんに応じた援助を行えるよう日々心掛けています。
4南病棟 (回復期リハビリテーション病棟)
骨折や人工関節の手術後、脳卒中・肺炎の治療後など、自宅に帰る前にリハビリテーションを集中的に行う病棟です。医師・看護師だけでなく、介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語療法士・医療ソーシャルワーカー・薬剤師・管理栄養士などがそれぞれの専門性を活かし、患者さんやご家族が在宅復帰後も安心して過ごせるような支援ができるよう、チーム医療を行っています。
5東病棟
主に消化器・呼吸器・血液内科を中心とした患者さんが入院され、特殊な検査や治療、及び化学療法を行うことが多い病棟です。安全・安心して入院生活を送れるよう、患者さんが看護師に話しやすい雰囲気作りを行い、医師や薬剤師、医療ソーシャルワーカー等とのコミュニケーションを密に取りながら日々の看護を行っています。
5西病棟(地域包括ケア病棟)
病床数は60床あり、様々な疾病を抱える患者さんが入院しています。地域包括ケア病棟の役割として患者さん一人ひとりに合わせたリハビリテーションや、生活指導を多職種で関わっています。患者さんが住み慣れた地域で安心して生活を継続できるよう、地域包括ケアシステムにおける役割を果たせるよう看護ケアを提供しています。
5南A病棟(地域包括ケア病棟)
5南A病棟は地域包括ケア病棟として病床数を29床設けています。急性期治療を経過し、症状が安定した患者さんに対して、住み慣れた地域での療養を支援するために多職種と連携し、「患者様、家族様が望む生活の場に退院できるよう、体と環境を整える支援ができる」ことを目指し、看護ケアを提供しています。
5南B病棟(ホスピス病棟)
ホスピスは、末期がんで積極的な(治すための)治療を終えられ、余命が限られた方が、お入りいただく病棟です。ベーシックなケアを大切に、専門的な医療・看護を提供させていただいております。
救急センター
当部署は令和5年4月から救急外来から救急センターへと名称を変更し、救急センター長をはじめ、専属看護師7名と救急救命士1名でスタートしました。看護師は、一般病棟・手術室・HCU・消化器センターなどから集まり、それぞれ専門知識を持った看護師で構成されています。
当院は年間5000人以上の患者様が突然の病気や事故などで受診されます。私たちは患者様、ご家族の心に寄り添い最善の看護が提供できるように心がけています。これからも日々、自己研鑽に努め、知識、技術を身に付けると共に患者様とそのご家族に「ここに受診してよかった」と思ってもらえるような看護をめざしていきます。