先輩からのメッセージ

2年目看護師

2年目看護師

入職当初、私は多くの不安を抱えていましたが、当院では研修や教育制度等の教育環境が整っており、看護処置や業務など段階的に学ぶことができるため、一つひとつ出来ることが増えていくという実感がありました。患者様を一人で受け持つようにもなり、感謝していただくことも増え、やりがいを感じられるようになりました。

エルダー経験看護師写真

エルダー経験看護師

私はエルダーとして新人看護師に関わっていく中で、自分が新人の頃、不安と緊張でいっぱいだったことを思い出し、私が担当した新人看護師も同じような気持ちがあるのではないかと考え、少しでも緊張が和らぐように接することを意識しました。今後も初心を忘れず、後輩の気持ちに寄り添えるように心がけていきたいです。

スペシャリスト

感染管理認定看護師 医療安全管理室  嶋恒耕世

感染管理認定看護師の役割は、患者さんが安心して療養を受けることができ、職員をはじめ病院内で働く全ての人が安全に働くことができるように、院内感染の予防や感染拡大の防止を行うことです。細菌検査室より報告される細菌検査結果から、耐性菌や感染リスクの高いウィルスなどが検出されていないか、毎週行っている院内ラウンドでは、予防策が適切に行われているかを確認し、必要な対策や改善を行っています。
また、近隣の医療機関や施設などからの相談への対応、連携する医療機関と定期的に感染対策カンファレンスを行うなど、地域における感染対策への取り組みも行っています。

スペシャリスト写真1

集中ケア認定看護師(Intensive Care Certified Nurse)
3東病棟 鈴木順子

集中ケア認定看護師の役割は、生命が危機的な状況にある患者さんに対し、重症化の予防、長期臥床による筋力低下・関節拘縮・誤嚥性肺炎などの二次的合併症予防、早期回復に向けてのケアを積極的に行う事です。
看護の質向上のために日々のケアだけではなく、院内教育や病棟学習会の講義などを行っています。地域貢献のために、今年度から地域の看護学校や施設職員の方を対象とした講義を行う予定です。私にとって患者さんが早期回復に向かっていく事が何よりの喜びです。そして、多職種のスタッフと共にチーム医療を行えたと感じる事が、認定看護師として大きなやりがいです。院内外における学習会は自身の成長の機会であり、人材育成に関わる事ができる喜びも感じています。これからも、患者さんやご家族さまによりよい医療の提供を行うために、多職種と連携しチーム医療のさらなる充実に努めていきます。

スペシャリスト写真2

認知症看護認定看護師 4東病棟 宮本桂子

超高齢社会となって、当院においても、認知症をもつ高齢者の方の入院が増えました。私は認知症看護認定看護師として、認知症をもつ高齢者の方が入院された際「不安などの軽減に努めたい」「今まで生活していたところでその人らしく生活を続けていただける手助けがしたい」との思いで活動しています。
さらに令和3年4月より、院内の取り組みとして、認知症ケアチーム(医師、社会福祉士、看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士などで構成されたチーム)が結成され、各病棟を巡回し、スタッフからの相談に応じたり、ケアのアドバイス、提供しているケアについての検討会への参加など、多職種と連携した活動に取り組んでいます。
これからも、その人らしい生活を維持できるような入院生活が提供できるよう、院内職員全体で職種を超えて連携していきます。いつでも、どこでも、その人を中心とした看護を目指して実践していきたいと思います。