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令和元年8月30日 
     第83回 ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 勉強会記録
令和元年8月20日 18時より(出席者 院内2名 院外5名)

 お忙しい中、皆さん、御出席ありがとうございました。
  出席人数は少ないのですが、フレンドリーに濃厚なはなしができました。
  いろいろ思春期の問題が多い昨今ですが、自分たちでできることをすこしずつしていきましょう!

 




テーマ
      恒例  Mさんからの、小中学校への講座の質問内容について
      第42回性教育指導者セミナー 7月27日  28日   大阪

     『十代の性をまもり育てる』というテーマでした。

  7・27  前日は 市民講座「性教育はなんか難しい!?」というテーマではじまりました。
     
  1) 性教育はなんか難しい! 大阪での教育現場へのアンケートをもとに、考えてみたものです。
             性の教育はたくさんの人が悩んだことがあるという実態!
            医師の出前講座をおもいのほか知らない人がいる。
            教えたい内容はなに?など、皆で協力しながら、難しいとおもわずにとりくんでいけたらというお話でした。
        2) セックスをどうおしえるか? 学習指導要領では性行為そのものについては降れてはいない。タブー?
            生殖という側面→淡々と説明する。
            ネガティブ面だけでなく、快楽としての側面も大切にしなくては!必要以上のタブー感はよくない。
            搾取 暴力という性の側面も押さえて、性の同意という大切なことも教える必要がある。
            などなど、学校で教えにくいものは、ほかのものが教えていく必要性。
        3) 自分の気持ちのつたえかたと受け止め方→コミュニケーション実習の必要性。     
            それによって、苦手な人もできるようになる。などなど

  7.28
       基調講演 十代におけるリプロダクティブ・ライツの実践
             
講師:加藤 治子(性暴力救援センター・大阪SACHICO代表)
              性的人権をまもり、性的自己決定の力をそだてる。すべての人には性に関する情報を得る権利、
            自己決定できる権利、最高の水準のサービスを受ける権利がある。
            大人は性的人権が守られる社会を築かねばならない。同時に子供たちに性的自己決定権のできる力を
            みにつけさせる必要がある。
       教育講演 リプロダクテイブ・ライツの考え方と人工妊娠中絶
              講師:木村  正(大阪大学大学院医学研究科産婦人科学教授)
       ランチョンセミナー ひとごとではない性感染症
              講師:早川  潤(早川クリニック 院長)
             近年の性感染症の特徴は全く症状がないものや症状があっても極めて多様な症状を示している。
            病気として認識されてないために、他人に感染させてしまう病気が多く蔓延してきている。
       シンポジウム 十代の性をまもり育てる ~気づく、よりそう、育てる、向き合う~
             (1)子どものSOSに気づく
             (2)十代の妊娠・出産によりそう
             (3)子どもたちの性を育てる
 
 次回勉強会
    令和元年10月15日(火曜日)18時より 伊勢病院 2階会議室
                      テーマは持ち寄りましょう。
    
         
                                                    文責  ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 代表 
                                                              市立伊勢総合病院  婦人科 
                  
                                  村松・鈴木