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平成30年5月18日 
     第76回 ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 勉強会記録
H30年5月15日 18時より(出席者 院内2名 院外2名)

 今回は、出席者はとても少なかったので、残念でしたが、
  お互いの情報交換をさせていただきました。




テーマ

今回は、① 日本家族計画協会のだしている、家族とか健康 の新聞より、梅毒情報でした。
             2010年以後、徐々に増加していた梅毒ですが、ここ数年の勢いがすごい! 
            昨今、男性は20才から40才、女性は20才から24才と若い女性に増加しているのが、気になります。
           大都会に多いのはもちろんですが、地方の大都市に増加傾向が顕著です。
           女性の性交渉を持つピンポイント期間の仕事、中国など海外旅行者の増加などが関係しているのでは?
           といわれています。中国も15年前の15倍に増えています。
           今のある年齢層の医者は梅毒をみたことのない人が多いので、診断がおくれることもあります。
           患者様の背景をしっかりおさえ、この病気を念頭に置くことがとても医療側では言われています。
           だれにもありそうな疾患となりました。昔あった先天梅毒などの問題もこれからでてきそうで、心配です。
           不特定多数とのセックスは避ける。最初から最後までの確実なコンドーム使用(それでも感染するこ
           ともあります。)。この人は大丈夫という根拠のない思い込みはしない。気になれば検査を!
           覚えておきましょう。
          
     ② 最近おきた東京都での性教育バッシング、今後どうなるのか?
        
ずっと前におきたバッシングで一時、性教育ができなくなったことを思い出しますが、)
         今は子供も教育を希望しているし、必要度をみとめる人もおおいので、
         前のようなことはないとおもわれるのですが、なかなかいまだに「いきすぎた性教育」?
         子どもにとって何が必要か、しっかり、大人も認識をして欲しい!

     ③ 5月11から13日におこなわれた日本産婦人科学会での報告。
         思春期関連では、アスリートへの対応がクローズアップしてきたとの話がでました。
         Lep 製剤を飲んでるアスリートが多い、副作用はなし、ドーピング問題もOK。
         アスリートへの問題については、女性ホルモン剤は大丈夫、漢方はドーピングにひっかかるということは
         最低限覚えていてほしい!
                 

 次回勉強会
        H30年7月24日(火曜日)18時より 伊勢病院 場所は1階外来食堂の予定です。

            テーマはまだ次回は未定です。いつものように持ち寄りましょう。
         出席人数が少なくても、続けていきましょう!

                                                    文責  ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 代表 
                                                              市立伊勢総合病院 産婦人科 
                  
                                  村松温美