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平成29年11月24日 
     第73回 ティーンズクラブ・アイリス・伊勢  勉強会記録
H291121日 18時より(出席者 院内2名 院外6名)

今年最後の勉強会でした。出席者は少なかったのですが、フレンドリーな雰囲気で話ができました。来年もよろしくおねがいいたします。


テーマ

    今回は、① 9月24日に名古屋で開催されました、性教育フォーラム 『コンドームの達人が伝える(若者の)性の問題』
                 岩室先生の講演報告をSさんがまとめ、報告してくれました。
              ② 10月21日に行われた 日本家族教会主催の『生きるための心の共育セミナー~スキルアップ編』
                  渡曾睦子先生のお話の報告をMさんがしてくれました。

             ③ 11月19日エコキッズ主催 『親子で聴く! 生と性のはなしVOL3』を当事者のMさんがしてくれました。

   性教育フォーラム 『コンドームの達人が伝える(若者の)性の問題』性の問題』

      大切なのはかかわり、つながり、 支え続ける環境・複数の居場所。
       居場所とは?(ひとりひとりの居場所  私の居場所 地域の中の居場所)居場所の持つ意味は奥が深い。
       居場所を多くつくっていくことで、リスクが分散される。「外とのつながり」という居場所が、大切なのでは?と。
       現代社会の課題 一番の課題は「関係性の喪失」 最優先の課題は「関係性の再構築」。
       絆はどう読みますか? きずな 以外 ほだし(手かせ 足かせ 束縛 迷惑)とも読む意味を考えてみましょう!
       情報がどんなに正確でも、教育をどんなに充実させても、知識が増えるだけ、
       対話 関係性 絆を通した課題の充実、感動や経験の共有がなければ
       LIFE SKILL生きる力、健康は育めない!
       話をきていて、本当に今、上記内容を痛感しています。
  ② 日本家族教会主催の『生きるための心の共育セミナー~スキルアップ編』  内容としては。。。
       *性教育は、性問題対処のための教育ではなく、人間として生きていくための心の教育。
       *自己肯定感とよくいわれますが「ありのままの自分を受け止め、自己の否定的な側面もふくめて、自分が自分であって          自分であって も大丈夫!」という感覚、こういう表現が受け止めやすい。
       *思春期の子供たちには     

        きらいと思う時が思春期   思春期までは親が作る自分   反抗してもいいんだよ! などなど
       *家庭教育の重要性
         
性教育は子どもがうまれたときからはじまる。
         家庭ではなしあう、男女の姿をみせる。話し合い→問題解決にあたる。

         父母のいない家庭でも話し合う大切さを教える。  などなど。
  ③エコキッズ主催 『親子で聴く!生と性のはなしVOL3

      今回ははじめは年長さんから小学校3年生 次に親とはなされたそうです。なかなか子供の年齢が差があるのでむずか
      しかったようです。なかなか聞けない話が、こういう場で聴くことができるので、vol1から今回まで好評のようです。

      保護者がこういうことに興味をもち、参加することで、性に対する教育をおっくうがらずできるといいですね。
 
   
  Mさん、これからもよろしくおねがいいたします。


 次回勉強会   H30年1月23日火曜日18時00分より  伊勢病院 場所は検討中です。
    今回は久居農林高等学校の前田先生がアウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーターの資格をとられましたので、そのお話を1時間ほどききましょう!
     テーマはいつものように持ち寄りましょう。

                                           文責  市立伊勢総合病院産婦人科 産婦人科   村松温美