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     第33回ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 勉強会記録
              平成22年3月23日 PM6時00分〜7時00分 講堂
                           人数  院外 9人 院内 13人
 
 今回もまたまた、雨のなか、たくさんの御参加ありがとうございました。
 担当の先生には資料および機器を御持参いただき、ありがとうございました。

テーマ 小学校の体と性に関する模擬授業
 
 S先生、ご苦労様でした。また、授業を盛り上げてくださった先生方、ありがとうございました。とてもすばらしい授業でした。このような機械のない私達医療者には、とても良い経験でした。皆もよろこんでました。(次は中学生のを聞けたらいいなと!)。同じ教育者の立場のかたにとっても、違った意味でいろいろ感じられた方も多いと思います。それにしても、あんなにすばらしい内容を聞いているのに、中学校、高等学校、専門学校などで子供たちが「知らない!」「初めて聞いた!」みたいに言う子もいるのは、やはり、その子の成長のタイミングが関係あるのでしょうね。何回もこういう話は聞く意味があるのを痛感しました。小学生にはパワーポイントより、あのような形のほうが受け入れやすいのではとつくづく思いました。
 中学3年生のところへ話しにいく機会をいただくことがあるのですが、結構、養護教諭の先生方からすでにいろいろ詳細に聞いているという子供たちの感想が多いです。先生方の、短い時間内での日ごろの御努力の成果を感じます。昔のように、ただ、セックスをだめだめというのではなく、また、脅すのではなく、性を考えることが生きる力を教えるひとつであること、人間としての教育なんだと訴えていかなくてはならないでしょうね。つくづく感じるこの頃です。
 卒業式前からの医療現場からの講座も一段落しました。当院の助産師Sさんも講座デビューを無事しました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。だんだん講座をする医療現場の人数をふやし、医療現場らしいメッセージを子供たちにアピールできたらと思っています。
 ただ、今回の模擬授業を通し、もっと医療現場らしいことをしなくては!と痛感しました。それが、果たしてなんなのか?ひとついえるのは、親の教育強化は私たちの方がいいのかもしれません。伊勢市の子供たちのために、ぜひ、皆さん、性に関係する体や心の教育が毎年一貫してできるようなシステム作りを、ぜひ試行錯誤をくりかえしながら、現場の昔流の考え方をする先生方を巻き込みながら、考えていただきたいとおもいます。目標は伊勢の子供たちを守ろう!同じ知識をもってもらい、中学校を卒業していってもらうことですね!伊勢以外でもひろがっていってくれれば良いのですが、まずは伊勢で、毎年同じ教育が受けられるように、皆さんがんばりましょう!また、院内アイリスメンバーの若者に、来年度、多くの活躍ができる場ができるといいのですが。それは高校部門でしょうかね(ピア?)。チャンスをください。
 また、ゆっくり考えていきます。

*劇団四季の成瀬さんには、御遠方よりご苦労様でした。
なかなか、宣伝のような印象もぬぐえず、残念でしたが。。。。。気持ちは宣伝というよりは、彼自身がこのようなミュージカルを通して思春期問題を切実に皆に考えてほしいという強いメッセージをお持ちのようで、それを訴えたかったようでした。ただ、なかなか表現が。。。。。しかし、男の方でこのような気持ちをお持ちになり、しかもいろいろな県の思春期関連の方々に接しながら、ときおり勉強会などにも出席しようと努力されているのは、すばらしいですね!私も短い公演期間なのですが、院内の希望者と一緒に見に行こうと思っています。
 
 
 
 
次回勉強会

  日 時   平成22年5月18日(第3火曜日) 午後6時より
  場 所   市立伊勢総合病院 2F 講堂
  テーマ   今回は医療関係者の担当です。(詳細テーマは未定です。おって連絡をします。)
          あたらしい試みで事例検討(医療側&教育関係者)をいれていきたいと
          思います。
 
 
 
 
お知らせ
  次回の勉強会でテーマにご希望があればご連絡をください。
  ご希望にそえるかぎりしたいと思います。


                              文責 市立伊勢総合病院
                                  産婦人科 はるみ