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第21回目 議事録 平成20年10月21日 出席者 13名(院内7名) 勉強会テーマ:小学校の性教育の現状 内容: 平成14年の性教育へのパッシング前までの教育内容と、その後の教育内容の変化を小学校のT先生たちに教えていただきました。 そこではじめて、伊勢で20年前より長い時間をかけて積み上げてきた、性教育の指導内容を知りました。 その頃の先生方の精力的な教え方に、良い意味でびっくしました。 他の県でもそうでしたが、いろいろ教えるなかで問題と思われる一つの言葉や一部の内容だけを全体から抜粋して取り上げて、パッシングをはじめた当時の父兄の一部の人には、正直腹がたち残念でなりません。 大きな目でその時の教育者がなにを教えたかったのか、問題になった内容についてどのようにフォローしながら苦労して教えていたかを理解していただいていれば、どんなに良かったかと思いました。 その当時は、父兄の一部の人の中にはパッシングに対して反対をし、教育者を養護してくれる父兄もいたそうですが、こういう現実結果となってしまったようです。 このままでは子供たちがかわいそうな気がします。 小学校であまりに知らなすぎて、中学や高校で困ってしまう子供も増えてしまうのではないでしょうか? 子供はその間にも多くの間違った知識を、いろいろなメディアから入れていくのです。 しかも、親がその間にその子にあった性教育をしてくれるのなら最高ですが、ほとんどの父兄はまだまだそんなことをすることはなく、教育現場におまかせか、自然に覚えればいいという考えが主流ですから。 アメリカや欧州では何度も何度も子供たちはそういう話を聞く機会を与えられるのだそうです。 日本の教育現場では昨今、こういう勉強については時間をさくこともやめはじめました。 あれだけ一時白熱したエイズ教育ですらそうです。 エイズは増えているんですよ! 今回、性教育という言葉が悪いのかもしれないね!と話してくれた先生もいましたが、私も以前からそう思っていました。 なにか良い言葉がないでしょうかねえ。 体・性・心 こういったものは、すべて将来の生きる源、人間関係に関係してきます。 私たちはもっともっとこれから、まずは親にそういう体の教育の必要性を説いていく必要があるのではないでしょうか?というところに皆の意見が一致しました。 幼稚園や小学校から親に体の教育をしっかり理解してもらいながら、親が子供の成長に合わせていろいろその都度教えていける家庭環境つくりを提案していく必要性を強く感じました。 その後に中学校卒業前にしっかりいろいろなトラブルの実態を教えて、トラブルを防いでいくことが、今の伊勢では理想なのではと思いました。 勉強会で話した中に、小学校で昔のように男女別のいろいろな教育の時間をつくりはじめたといってくれた先生がいました。私は凄く賛成です。 小学校では羞恥心ほかいろいろな感情がわきます。 微妙な年齢にきちんと教えるには、男女別で体の構造、月経、射精などを教えていくのが、一番子供の不安を解くのには良いように思いました。 のんびり、ぼちぼち、伊勢でも親を巻き込みながら体の教育を再燃させていきましょう!先生方、ありがとうございました。 そうそう若者のメンバーの中には、このような遅れた実態がカルチャーショックだったという人もいました。 ただ、性教育を受けたことのない私には普通でない実態だけど、妙にわかる気がしました。これではいけませんね。 もっと明るくオープンに皆が話せないとね!これから親になる人への教育が一番大切ですね。 お知らせ
文責 はるみ |
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Iris Ise |