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第19回目 議事録
平成20年 7月15日
出席者 21名(院内9名)
 
勉強会テーマ:1)玉城中学校の講座について
       2)年齢相応の写真やイラストは?
 
内容:
1) 500人の「いのち」関連の講座について、その時の話をみていただきました。
@ 一部は生命の誕生(神内&鈴木 助産師)
 二部は私たちの体(はるみ 産婦人科医) についてでした。
  • それらを聴いた、養護教論の先生のコメント、そして子供たちのアンケート結果をいただきました。
    子供たちが生命の誕生について、これほど受け止めてくれるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。
    アイリスのメンバーとしてこうやって助産師さんたちと一緒に活動するのもはじめてでしたし、助産師さんが本格的にさせていただくのも初めてでした。一生懸命、養護の先生方と検討した結果と受け止めています。
    今後は、不十分な点を補いながら、改善してさらに良いものにしようと思います。
    良い機会をお与えいただきありがとうございました。
    なお、体については、なかなか中学校低学年では恥ずかしさが先にたつようでした。
    理想は、学年ごとに違う機会で補うほうが良いかと、先生たちと話しました。
    校長先生の当日の辛口コメントもありましたが、真摯にうけとめ、指導要領にのっとり後ろ向きでなく、前向きに今後も取り組もうと再度決意しました。
    ひとつ、今後の課題として、子供たちの親教育を同時に早急に進めていかなくてはならないと思っています。
    親教育が進めば、強い後押しをしてもらえますが、親教育には十分に慎重対応しなくてはならないと思います。
    いろいろな考え方がありますからね。
    がんばっていきましょう。
2) 年齢相応の写真とイラストについて
  • 今まで、小中学校 高校での講演の写真やイラストを出しながら、避けたほうが良いもの、このままでいいもの、などいろいろ皆で見ました。
    印象としては、小中学校の子供達には、やはりトラウマを残さないように、やんわりイラストがいいと。
    ただ、そもそも体のことに向き合える子は以外に少ないのかもと、最近私は思っています(向き合いたいけど、恥ずかしい?が適当かな?)。
    年齢に合わせて上手に教えていく必要があると思いました。
    高校生には今まで、しっかり、STDなど性器の病気の状況などを見せてきましたが、それについてもやはり、トラウマなどのことも考えたほうがいいという意見をいただき、考えさせられました。
    教育は衝撃を与えないことが必要ですね。やんわり、しっかり!
     
    ※玉城中学校の命の授業のはじめに、アフリカの飢餓や貧困による子供達の死亡状況などについて話をしました。
    それについての感想が多かったとのことでした。
    もっともっと、日本が恵まれている、世界には本当に信じられない状況があることを知らせていく必要があると思いました。
    知っているようで知らないことに驚きました。
    また、自殺者の半分は学生という事実にもびっくりしたようです。「いのち」の大切さを教える事はむずかしいですね。
    昨今の簡単に殺人をおかしてしまう現状の中で、いかに命を大切にする必要があるか、自分の体を大切にする必要があるか、を教えることの難しさを痛感しました。
    まずは子供達に心からいっぱいの愛を注ぎましょう!
 
 
文責 はるみ