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第15回目 議事録 平成20年3月18日 出席者 8名(院内4名) 勉強会テーマ:1)おんなの子の悩み(続き)(担当 H、K) 2)二見中学校での講座をとおして感じたこと 内容: 1)おんなの子の悩み(続き) 今回印象に残ったことは、人工妊娠中絶でした。 やむなく、中絶術を受けなくてはならない子供たちの気持ちを傷つけないで、いかにして、トラウマを残さずに、前向きに同じ過ちをおこさないように導いていけるか? 昔は、中絶を怖いもの「殺人」と子供たちに教えることで、中絶は悪いことと教えて、妊娠や中絶をさけるようにという指導を聞いたこともあったかもしれません。 まだ、「殺人」と言う言葉を今でも耳にしたり、本などでみることもあるかもしれませんが・・・。 しかし、それは子供の心に大きなトラウマを残してしまいます。 私たちは子供たちが万々が一そのような出来事に遭遇したら、子供の気持ちを聞きながら上手に、子供が自分でどうすべきかを決断できるように、ゆっくり時間をかけて導いていかなくてはいけません。 親や周囲の者は、若い学生の子供が妊娠した場合、当然、中絶と考えると思います。 しかし、それを周りが押しつけるのではなく、子供自身に考えさせ、納得いく結論を自分で出させなくてはいけません。 後で、子供が、中絶させられたと思うことがないように、前向きに生きていけるように。
おんなの子は、妊娠するとおとこの子と違い、急に母性本能が前面に出て、後先のことを考えられずに子供を愛おしく思うようになるようです。 初期の中絶術ならば比較的安全なんですが、なかなか本能に翻弄されて、冷静に考えることができずに中期の時期にまでなってしまうことも現実はよくあります。 大人が、賢くなって、子供を導く事は大切ですね。 2)二見中学校の講座について 体と性の講座を(今回は男女別にしてみました)中学3年生の卒業数日前の時期にさせていただいた事は、させていただいたはるみ自身にとっても、学生にとっても結構よかったようです。 特に、おんなの子からは月経を前向きにとらえれるようになったとコメントしてくれた子もいました。 また、性行為については、おんなの子とおとこの子では性欲がとても違うことにショックを受けたおんなの子が多かったようでした。 おとこの子の中にはおんなの子の体がおとこの子より複雑でデリケートな体なんだなあと、改めて認識を持ってくれて子もいたようです。 いい機会でした。 男女別に講座を施行することについては、ケースバイケースかと・・・。 次回の講座で二見中でさせていただいたものをださせていただき、皆で検討し、さらに今後に活かしたいと思っています。 次回 第16回 勉強会 4月15日(火) 場所 伊勢病院1F 大食堂(前回と同じ)※変更の場合連絡します。 時間 PM5時30分〜6時30分 内容 1)月経について(子供たちが理解しやすい説明は?)はるみ 2)二見中学校での講座のデモ ※その後に前回に引き続き、希望者で今後の活動について話し合いをしましょう。 文責 はるみ |
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Iris Ise |