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第13回目 議事録
平成20年1月22日
出席者 11名(院内5名)
 
勉強会テーマ:男の子の悩み(担当 H)
 
内容:
今回は今まで1年間、勉強してきた成果を活かしながら、男の子の具体的な悩みについてどのように対応するかというテーマの続きでした。
続いて、今年度の活動についての話をしました。
今回は高校生などの、男の子の思春期の性への欲求に関連するものでした。
何処までが、注意すべき内容か?何処までが放置してよいのか?悩む問題もありました。
基本的には、大きな目で親が見ていることでしたよね(以前の勉強会でも)。
最近のメールに『性欲が旺盛!でももてあまして困っている』雰囲気がうかがわれるメールがきました。『この頃には、そういう性欲は普通のことなんだ!などなど・・・』というような内容の返信をメンバーがしたのですが、そういう経験のある男の大人がいろいろアドバイスできれば、私たち女性が言うよりどんなに良いことかと思いました。
我が家の旦那が『その頃は、ビンビン、そんなことしか考えてなかったなあ!』なんて教えてくれたことがありましたが、私には、その気持ちを分かろうとしても正直分かりません。
これからは父親や男の人が、もっとこういう活動に参加してくれるといいですね。
他にも興味深い参考になる話もありましたが、また、参加した人に聞いてくださいね。
前回忘れていた子宮の模型を見ていただきました。今回見れなくて、後日見たい希望があればあらかじめ連絡をくださいね。
 
今後の活動については、院外の先生方に主に聞いてみました。
あまりその場でのお答えはなかったのですが、嬉しいコメントがありました。
以前、男女のコンドームを見せました。先生方の中には実際名前は知っていても見たことのない方も多いようでした。
調度、タイミングよく中学生でそのような質問をしてきた子がいたそうです。勉強会で見ていたことが非常に役に立って嬉かったと話してくれました。
先生方だけでなく、子育て真っ最中の方々でも、参加者にとって何らかのプラスがあると良いなあとつくづく思いました。
なんか勉強会に参加していて『嬉しいこと』があったら、連絡くださぁい!
 
もうひとつ、わたしたちはこの勉強会でいろいろ知らないことも勉強し合っているわけですが、一般の思春期の子供の親御さんたちは、学校で子供がどんな性教育を受けているかも知らないし、自分たちも勉強を受けていない人もいるのが実情です。
アメリカの一部の学校などでは、親が教育します。学校は性教育をする時、その子供の親に性教育を受けさせて良いか確認をするのだそうです。自分流で教育したい親は、その子供の発達度合いにあわせてするのでしょうか。良いことですね。
しかし、そういうやり方も長所欠点はありますが、わが国は子供の体の教育(性教育)にもっと親が関心をもって良いのではないでしょうか?
今年は、大人(親)への性教育も出来れば考えてきたいと思っています。が、なかなかむずかしそうです。でも前にすすんでいこうと思っています。
 
お知らせ:
宇治山田高校のM先生より、今年度の思春期保健セミナーの予定の資料が届けられました。
興味のある方は、婦人科外来まで御連絡ください。
 
次回 第14回 勉強会 2月19日(火)
場所 伊勢病院1F 大食堂(前回と同じ)
時間 PM5時30分〜6時30分
担当 女の子の悩み
 
 
文責 はるみ