第10回目 議事録
平成19年10月16日
出席者 19名(院内9名)
勉強会テーマ:妊娠 中絶(担当 Nさん Oさん)
内容:
- TさんからHIVの感染関連でリンパ球 CD4についての宿題報告がありました。
- HIVはヘルパーT細胞に特によく感染しますが、マクロファージ、単球、脳グリア細胞などに感染することがあります。
CD4+であるヘルパーT細胞は病原体などの抗原提示を受けると様々なサイトカインを産生する免疫の司令塔とも言うべきリンパ球で、細胞性免疫、液性免疫両方に関係する様々な免疫細胞の活性化します。
従って、ヘルパーT細胞の減少は、あらゆる病原体に対しての免疫力が低下することになります。
→これが先日の質問への回答か・・・免疫はむずかしい
- 多種のコンドーム、女性用(フェミドーム1個600円位)・中絶機械の提示
- Nさんからは妊娠のお話、Oさんからは中絶ほか、その関連の現実にあった貴重なお話を伺いました。
感想 その他
担当者が一生懸命に勉強してきてくれることに、いつも感激しています。本当にご苦労様です。
でも、仕事も家庭も忙しいでしょうから、無理はしないでくださいね。
いつも、ありがとうございます。
- メンバーの中には経験している人も沢山いる妊娠なんですが、勉強させてもらうと、結構あやふやな知識が多いことに気が付き、勉強になりますね。質問は尽きないようでした。
次回にでもまだ、疑問があれば出してくださいね。
- 高校生の妊娠の話
いつ聞いてもこのような内容はショックですね。
問題は、お腹が大きくなったり、生理が数ヶ月なくても親は気がつかないものだろうか?ということでした。
なかなか普段から、そういう話を親子間でしていないと、生理が遅れてる、いつもの食事の仕方と違う、服が少しきつそうなど、なかなか親の方が気がつかないでしまっていることが多いのが現状かもしれませんね。
子供の変化をいち早くキャッチするにはどうしたらいいのか。親子のありかたが問題ですね。
これからはいかに親が性の問題に日頃から入っていくかがポイントだと最近思います。
以外に男の子の方が、性の変化が現れやすいので、そういう話をしやすいかもしれません。
女の子は、月経などについては話せても、親とセックスの話やマスターベーションについて話す事はなかなか難しいですね。
小さい時から、自然にそういう話をしていると、特別視しなくてその後も話しやすくなるようなことを聞きましたが、実行については試行錯誤していくしかないです。
- ある精神科の先生のコメント
中絶した後のフォローが何よりも大切と。トラウマを残さない。
- 中絶について
男の子の親『(相手の女の子に対して)その妊娠している子がうちの息子の子か分からないでしょ・・・』
女の子の親『責任とってもらいますからね。』
男の子 『俺、しらねえよ! おろすんだろ。 』
などなど、妊娠が発覚すると、色々な場で色々言葉が飛び交いますね。
でも、妊娠したことでびっくりしている状態です、これ以上傷つける言葉は避けたいものですね。14歳の妊娠・出産のテレビ番組。結構子供たちに人気があったようです。
しかし、それはどちらかというと、自分に置き換えてというより、人事で見ていた子供たちが多かったようですね。
- 人工妊娠中絶が10代で減った理由については色々なことが言われています。
性教育の成果・出来ちゃった結婚が増えてるなどなど。
性教育の成果ならすばらしけど、出来ちゃった結婚の増加は大きな問題ですよね。
布ナプキンについて ほか色々話題が今日は出てきました。
結構盛りだくさん、有意義でした。気になる話題、なんでも出してくださいね。
中絶についてどう思うか?若者の出産についてど妊娠に関わったらあなたは親としてどう関わっていきますか?
子供が妊娠しているかいち早く気がつく自信ありますか?
子供がそうなったとき、どのような言葉をかけますか?
今一度色々考えてみましょう。
次回:第11回 勉強会 11月20日(火)
場所:伊勢病院栄養相談室(今回と同じ)
時間:17時30分〜18時30分
担当:Oさん(月経不順について) 是非御参加ください。
勉強したい内容がありましたら、別紙の勉強会の感想のところに書いてください。
院外の方はメールでお願いします。
なにか、見せたい資料や情報がありましたらお願いします。
今回はSさんが勉強してきた資料をつけます、見てください。
10月1日より、思春期相談メール始まりました。まだ16日現在2件です。
その内容も思春期の体に関してではありませんでしたが、皆がなんでも質問してきてくれるといいと思っています。担当の皆さん、のんびり構えて待ちましょうね。
ところで1年がんばったから、今年は忘年会か新年会でもしましょうかね?
分責 はるみ
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