診療科のご案内

当科の概要・特色

泌尿器科は外科系の診療科であり、手術で治療できる疾患を取り扱ってきました。 しかし、最近は薬物療法の進歩により外科的、内科的両方の面から治療を施行しています。当科が扱うのは腎臓、腎盂、尿管、膀胱、尿道などの泌尿器、前立腺、精嚢、精巣、精巣上体などの生殖器官そして副腎、上皮小体の内分泌器官であり、それらの臓器に発生する病気の診断と治療をしております。 食生活の変化と高齢化社会を背景に、当科には尿路結石症、前立腺肥大症、過活動膀胱、前立腺癌、膀胱癌などの患者様が多く来診されます。
泌尿器科というと恥ずかしい・・痛い検査をされるのでは・・と敬遠しがちですが、プライバシーの保護や検査の痛みに対してスタッフ一同十分配慮しております。遠慮せず気軽な気持ちで御来院いただければと思います。

診察内容と対象疾患

尿路結石症

排石が期待できるものは薬物治療で経過をみますが、そうでないものは体外衝撃波結石破砕術を主に施行し、体外衝撃波で破砕しにくい症例には内視鏡手術での治療を施行しています。再発が多い疾患のため生活や食事指導も行っています。

前立腺肥大症

中高年男性が多く罹患し排尿障害の一因となっています。薬物療法や内視鏡手術で治療しており良好な結果を得ています。

過活動膀胱

最近マスコミで話題となっていますが頻尿、尿意の切迫感などの症状が主体であり中年期以降の女性に多い疾患です。薬物治療を中心に施行しています。

前立腺がん

最近急増している疾患であり、55歳以上の方にはPSA検査をした上でがんの疑いのある場合は前立腺生検を随時施行しています。また限局性の前立腺がんの治療の特徴として強度変調放射線治療(IMRT)を放射線科の協力によって施行しています。一方で従来からの根治療法である開腹手術(根治的前立腺全摘術)も施行しています。その他当院で施行していない限局性前立腺がんの治療法として腹腔鏡下手術、ミニマム創内視鏡下手術、ロボット支援腹腔鏡下手術、小線源療法があります。患者様には適応があるすべての治療法を説明の上、希望があれば他施設へ紹介をしていますので遠慮なく御相談下さい。

膀胱がん

内視鏡手術、膀胱内注入療法など標準治療を施行しています。一方で患者様の御希望やQOL(生活の質)の面から放射線科の協力を得て、抗がん剤の動脈内注入療法、放射線照射などを駆使して膀胱を温存する治療にも取り組んでいます。

主な手術の施行症例数と入院患者数

症例数は平成26年1月から12月末までの1年間のものです。
手術名 症例数
腎尿管全摘術 1
膀胱部分切除術 1
経尿道膀胱悪性腫瘍手術(TUR-Bt) 34
根治的前立腺全摘術 5
経尿道前立腺切除術(TUR-P) 12
高位精巣摘出術 2
陰嚢内手術 4
包茎手術 2
後腹膜腫瘍摘出術 1
体外衝撃波結石破砕術(ESWL) 103
経尿道的尿管結石破砕術(TUL) 62
経尿道的膀胱結石破砕術 14
前立腺生検(検査) 58
手術総数 329
泌尿器科標準手術数 136
年間入院患者数 422
当科は日本泌尿器科学会専門医教育基幹施設となっています。

医師紹介

今村哲也写真
今村 哲也【部長】

出身大学平成11年 昭和大学卒

資 格医学博士・日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・日本泌尿器科学会泌尿器科指導医・臨床研修指導医・三重大学医学部臨床准教授

男性医師
堀内 英輔【嘱託医】

資 格医学博士・日本泌尿器科学会専門医/指導医・日本腎臓学会専門医/指導医

外来診察表

【外来診察表】泌尿器科

 
1診堀内今村堀内今村

【外来診察表】泌尿器科

 
1診堀内今村堀内今村