放射線室

放射線室

放射線室では、現在13名の診療放射線技師と3名の受付で、日常の放射線検査、放射線治療、健診業務、夜間緊急検査などを行っています。

私達は、検査を受けられる人の医療被ばくを出来るだけ少なくすることと、安全で適切な検査、治療を行うことを目標に業務に取り組んでいます。

放射線に関して不明な点や、不安なことがあればお気軽にスタッフにお尋ねください。

各部門紹介

一般撮影検査

一般撮影検査

この検査室では胸部や腹部の撮影、および骨などの撮影を行います。また、歯科領域の撮影(オルソパントモグラフィー、デンタル、頭部規格撮影)もここで行います。
造影剤を用いた胆嚢の検査(DIC:点滴静注胆嚢造影)や、尿路系の検査(IVP:経静脈性尿路造影,DIP:点滴静注尿路造影)を行うのもこちらの撮影室です。

骨塩定量測定装置

骨塩定量測定装置

骨塩定量とは、骨の中の骨塩量(カルシウム、ミネラル成分の量)を測定し、骨粗鬆症、加齢による骨の変化を調べる検査です。この結果を参考にして骨粗鬆症の予防と治療を進めていきます。
骨塩定量の検査にはX線フィルムを用いたMD法や、足のかかとに超音波を当てて測定するエコー法などがありますが、当院では2種類のX線を使ったDXA(デキサ)法で行っています。使用するX線の量は非常に少ないので安心してお受けください。

検査をお受けになる方へ

一般にエックス線撮影では、撮影を行う部位の金属や湿布、プラスチックを取り外して行います。
これは、画像上に余計なものが写ることによる誤診を防ぐため、また、より正確な撮影を行うために必要ですのでご協力をお願いします。
また、撮影する部位によっては、検査着を着用し検査を行っていますのでご安心ください。

マンモグラフィー

マンモグラフィー

当院は日本乳がん検診精度管理中央機構(旧 マンモグラフィー検診精度管理中央委員会)の定める被ばくの線量や画質の基準を満たす、マンモグラフィー検診施設として認定されています。撮影は主に検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師8名(うち女性技師4名)が担当しています。
検査は、なるべく乳房を均等に圧迫して行ないます。人によって多少の痛みを伴う場合もありますが、より確かな診断のため、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
平成26年3月にデジタルマンモグラフィ撮影装置に更新され、より高画質でX線被ばくの少ない検査を提供できるようになりました。

透視撮影

胃透視、注腸透視などバリウムを使って、消化管の検査を行う部屋です。X線で透視しながら撮影を行います。また、この部屋では内視鏡を使った気管支や胆道の検査、治療なども行っています。
現在、2台の透視装置で検査・治療を行っています。このうち1台が平成25年3月にデジタル透視装置に更新され、より高画質でX線被ばくの少ない検査が提供できるようになりました。

CT(Computed Tomography) 検査

CT検査

X線とコンピュータを用いて、身体の断層画像を作り、内部を観察する検査です。CT検査室では一般的な単純撮影のほか、立体的に画像を作成する3D-CT、造影剤を使用して血管腔の抽出を行う血管3D-CTなどの検査も行っています。
現在、2台のCT装置で検査を行っています。平成25年3月に両装置ともマルチスライスCT(80列、16列)に更新されました。
80列CTは主に予約や緊急検査の対応に、16列CTは放射線治療計画ならびに特殊検査に使用しています。どちらのCTも従来より高画質でX線被ばくの少ない検査を提供できるようになりました。

検査をお受けになる方へ

通常の単純検査は数分から10分程度ですが、造影剤を使用したより詳しい検査をする場合は20分程度の時間が掛かります。
検査で使用した造影剤は尿として排泄されます。排泄を促進させるため、水分(お茶、水、ジュース等)を多めにおとりください。なお、水分を制限されている方はお知らせください。
造影検査の場合、同意書をとってより安全な検査を行えるよう努力しています。

MRI(Magnetic Resonance Imaging) 検査

MRI検査

強力な磁場の中に身体を入れ検査を行います。この検査はX線を被ばくすることなく、身体をあらゆる断面で観察することができます。
平成20年に1.5Tの超伝導MRI装置に更新し、検査を行っています。

検査をお受けになる方へ

MRI検査は放射線による被ばくはありません。しかし、強力な磁場の中に入り検査を行なうため、さまざまな制約を受けることになります。
次のような方は検査を受けることが出来ない場合がありますのでご注意ください。

  • 心臓ペースメーカーや金属性の心臓内の人工弁を装着してみえる方は検査ができません。
  • その他、手術等で体内に金属がある場合(動脈瘤クリップ等)には検査ができない事があります。
  • 正確な画像診断のため、撮影部位、造影検査の有無などによって食事、飲水制限を行なっております。食事制限のご案内が無い場合、普通に食事されてもかまいません。

RI(Radioisotope) 検査

RI検査

微量の放射線を放出する薬(放射性医薬品)をからだの中に入れ、目的の臓器へ放射性医薬品が集積したころをガンマカメラという装置で撮影し、臓器などの働きや形を調べる検査です。
脳や心臓の血流や、骨の異常の検索など、全身にわたる検査に用いられています。

検査をお受けになる方へ

放射線を出す薬をからだの中に入れるというと、なんとなく恐く感じるかもしれませんが、検査に使われる薬はごく微量で影響の少ないものが使われており、検査を受けて副作用が出ることはありませんのでご安心ください。

血管撮影

血管撮影

カテーテルを用いて動脈や静脈に造影剤を注入し、X線を用いて血管を描出する検査です。
当院では1階に、主に頭部や腹部の検査を行うDSA室と、3階に心臓専用の心臓カテーテル検査室があり、検査や治療を行っています。
DSA室では、血管を描出する検査だけでなく、血管内に直接治療薬を注入したり、悪性腫瘍への血流を塞栓したり、細くなった血管を拡張したり動脈瘤に専用のコイルを詰めたりという治療を行います。
心臓カテーテル検査室ではカテーテルで主に冠動脈(心臓を栄養する血管)を描出する検査を行なったり、血管の細くなっている部分を風船(バルーン)でふくらませて広げたり、ステントを留置することで血管を形成するなど様々な治療があります。

放射線治療

放射線治療

病変部に高エネルギーの放射線を当てて、病気を治療します。当院の放射線発生装置は米国バリアン社製のClinac21EXが導入されており、4MVと10MVのX線、4,6,9,12,15MeVの電子線を使って治療を行なっています。
放射線治療室では、このリニアック装置の他に、X線シミュレータ、X線CT、治療計画装置(エクリプス)を用いて、放射線治療の計画から照射までを行っています。
放射線治療室では、常勤の放射線科の医師が診察から治療計画を行い、診療放射線技師と看護師が日常の照射を行っています。