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平成29年2月26日 
     第69回 ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 勉強会記録
H29年2月21日 18時より(出席者 院内1名 院外4名)


お忙しい中、皆さん、出席ありがとうございました。また、子育て中のNさん、保健所のみなさん、出席ありがとうございました。今回は連絡が不備で、出席者が少なくもうしわけなかったです。次回、よろしくおねがいたします。継続は力なり、この会を消滅させないように、皆でもりあげていきましょう。



テーマ

    1)エコキッズ主催 赤ちゃんからはじめよう!「ママが子どもに伝える生と性の話」  217日 Nさん
     主婦をしながら性教育を積極的にされている養護教諭(今は子育て中 お休み)のNさん御自身の報告です。
         「イセラ」にこの講座のお薦めがでて、予想をうわまわる参加者に御本人がビックリされていました。それは、いかに子どもたちの
        生&性の教育にママさんたちが関心があるかということ、また、いろいろなことで困っているという事のあらわれだと!
         そんな思いによりそった講座を子育てにいそがしいなか、皆さんと一緒にNさんはがんばっています。

        まずは、子どもたちの現状 〜様々なデーターからみえること、保健室からみえること。学校ではどんな性教育をしてるの?
         家庭での性教育はどうしたらよいのか! 5歳までに80%以上の子どもがきいてくる質問って?子どもに質問されたときは
         どうするの?乳幼児期の今、知っておきたいこと。性犯罪をふせぐために親が知っておきたいこと。
         などなどいろいろはなしてくれます。フレンドリーな雰囲気のなか、雑談形式でママさんたちも遠慮することもなく、いろいろ
         思いを話しているようです。とても素敵な講座ですね、次回はまた5月にあるようです、是非、皆さん参加してみてくださいね。

  •  2)H28年度 思春期保健セミナー 子どもたちの性の現状〜背景とその対策    211
        毎年行われるセミナーです。今年は上村先生がみえました。また、現在の三重県のいろいろな思春期のために活動している

      部門からの報告がありました。まずは、
        @ 「大好きって相手の気持ちを考えること  -子どもたちの性の現状とデートDV-」 ウイメンズクリニックかみむら
                                                                   上村茂仁 先生
             最近の性感染症のポイントは、梅毒が増えている事です。
             性行為経験を子どもたちに質問する際、落とし穴があるそうです、それは普通の性行為はしてないけど
              口の性行為はしているという子ども達がけっこういると言う事実です。
             口の性行為 肛門 すべての性行為でコンドーム装着が必要ですよ!

            10代女性の性虐待は顔見知りからのものが多いんですよ!
           デートDV  当事者はDVの彼氏を優しいとおもっているひとが72%にものぼるんです。
                   なので、異常な関係にもかかわらず別れたくない人が80%にものぼるんです、不思議ですよね?

                     まわりの人にはおかしい関係に思えても、当事者はそうはおもわない。
                     いろいろなことから自分を守る おともだちを守るには
                    きづく 聞く 寄り添う  つなぐ ことが普段から大切! これが一番。

        A 「中高生に伝えたい性の知識  〜 産婦人科の視点から〜」
              性の教育に大切な3ポイントは、1、性を肯定的にとらえるような教育。 2、性を科学的にみる。
             3、性を人権として捉える(性の多様性、リプロダクティブ・ヘルツ/ライツ 性暴力)。ことである。
             中高生伝えたい性の知識

         1、望まない妊娠の予防  2、望まない妊娠をしたときの対処  3、性感染症の予防 4、男子の性の「三大悩み」
               5、男女の付き合い方(デートDV) 6、妊娠・出産に関するライフプラン などなどお話ししてくれました。

     次回勉強会   H29年4月18日火曜日18時より 伊勢病院1階 外来食堂 テーマは持ち寄りましょう。

                                               文責  市立伊勢総合病院産婦人科 産婦人科   村松温美