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     第43回ティーンズクラブ・アイリス・伊勢 勉強会記録
                  平成24年2月21日 PM6時00分〜7時30分 講堂
                           人数  院外 12人 院内 4人

 今回は、参加者がいろいろ持ちよった話題を中心におこなった勉強会でした。勉強会をしていく中で、子どもたちがいかに自分の困難を乗り越えられるか?生きる力を養うには?その手助けは?というような大きなテーマにまで進展しました。いろいろな体験談も出てきて、とても有意義な時間となりました。ありがとうございました。なんだか勉強会が楽しくなりましたね。これからもお願いします。

 
テーマ 1)家庭教育委員会研修会で発表した内容報告
    2)ある学校の養護教諭が行なった女子の性教育授業の感想
    3)ある性教育セミナーで行なわれた山形県の保健師さんの講座の報告

 

1)保護者には小学校のときから、もっともっと性の教育について話していく機会を増やす必要がありますね。そのためには性教育にかかわる私たちがしっかりとした考え方を持つ必要性があります。保護者教育、保護者との勉強会は積極的に取り組んでいきたいですね。

2)M中学校で、女の子に月経に関係するいろいろな話をする機会をつくったそうです。1年生にはなかなか月経周期の話までもたどりつかなかったようですが、いろいろな面で女の子だけを対象に話すメリットを感じられたようで、有意義だったようです。しかしながら、GIDの子どもが中にいた場合は男女別はどうだろう?という話がでました。GIDの子どもには、その時間はすごく苦痛なものになります。男女別のお話は質問も出やすく、子どもたちにも聞きやすいのは事実ですが、なかなか問題もあるものだとつくづく感じました。月経をはじめとする女の子の体のことは、とても教えるのには時間がかかります。中学生の段階でいかに教えるか?も課題となりました。

3)Sさんが東京国際保健大学・渡會睦子さんのお話を聞いてきました。
 『生きるための心の教育』発達段階に応じた教材で地域全体の底上げをということで、山形での成果を話してもらった講座報告です。話す内容、していることはどこでも一緒です。しかし地域ぐるみで取り組むことで、また話す内容、教え方でいかに成果を挙げることができるかを実感した講座だったようです。
 また、印象深かったのは、子どもたち、特に女の子は講座を聴いた3ヶ月後には意識が薄れる傾向があるとのアンケート結果でした。ビックリしました。繰り返す教育をすることで、意識をいかに持続して子どもたちに持たせるかが大切だと実感しました。しつこくても繰り返す教育が必要なんですね!
 私たちもいろいろな方の講座を参考に、性教育の実線でそれらを取り入れ、子どもたちの理解しやすいものを考えていきたいと思います。


次回勉強会

  日 時   平成24年4月17日(第三火曜日です) 午後6時より
  場 所   市立伊勢総合病院 2F 講堂
  テーマ   検討中
 
 
お知らせ
 *勉強会でテーマ内容にご希望があれば連絡をください。
  ご希望にそえるかぎりしたいと思います。

 *そろそろアイリス以外の人で、いろいろな専門分野で御活躍されている方などを講師としてお迎えしていく機会を増やしたいと考えております。まずは、県内で是非と思うような方がいれば、あるいは希望する人物がいれば連絡ください。


                              文責 市立伊勢総合病院
                                  産婦人科 はるみ